大阪松竹座

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 大阪 南の繁華街、道頓堀にある、大正末期から大阪の顔として親しまれてきた洋式劇場。大林組の木村得三郎の設計による日本初の鉄筋コンクリート造り劇場。煉瓦張壁のネオ・ルネッサンス様式で、正面の大アーチ窓が目を惹きます。
 映画や松竹楽劇部(後のOSK)の本拠地として、浪花の文化を担った劇場です。戦前から封切映画館として親しまれましたが、平成6年(1994年)5月に映画館としての長い歴史の幕を閉じました。
 その後、この素晴らしい正面壁をファサード保存した形で改築され、現在は歌舞伎を主体に興行する劇場となって賑わっています。
 オリジナルは鉄筋コンクリート造り、5階建て、地下1階。現在は8階建て、地下2階に改築。

大阪松竹座 1923(大正12)年 / 1994(平成6)年(改築)
設計 : 木村得三郎(大林組)/ ユー・アソシエイツ(改築)
施工 : 大林組 / 大林組・清水建設共同企業体(改築)
大阪市中央区道頓堀1-9-19 
撮 影 2008.1.18 & 19
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 土曜日の午前中には、入場者の列が入口前に。「迎春大歌舞伎」を観に来た人たち。思ったより若い女性が多いですねぇ。
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 何といっても正面の大アーチが見どころ。両側のイオニア式の柱に大きなベイス(飾り壺)、軒の上にも小さなベイスが載っています。建物はパリの凱旋門を模して造られたとか。そうかなぁ?
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ここから ↓ は夜景です。美しい。
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 開いていた入口から1階を覗いてみました。壁、床がイタリア大理石を使った欧風。奥の正面の壁面あるのは、ビュッフェ作の『暫』の絵画だそうです。2階がメインロビー、3階、4階が吹き抜けの劇場スペースで、中も豪華とか。
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by gipsypapa | 2008-01-31 13:27 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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