カトリック福岡司教館

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 しばらく関西を離れて、故郷の福岡市をやります。実は建物に興味を持って以来、福岡を調べたり歩いたりしましたが、いわゆる近代建築といわれる建物が少ないのです。
 わずかに残っているのは公共施設がほとんどで、一般の住宅は見当たりません。第二次世界大戦で福岡市の中心部が焼失したのも、一つの理由でしょうが、日本家屋の古い建物はそれなりに残っていますので、もともと洋風の住宅が少なかったのだと思われます。
 今日はその中でも貴重な建物で、キリスト教関連ながら住宅です。

このカトリック福岡司教館は、閑静な高級住宅地の浄水通にあり、カトリック系の女子中高のある福岡雙葉学園の東側に隣接しています。同じカトリックなので、お互いに関連がありそうに思いますが、よくわかりません。ただこの司教館は福岡雙葉学園の開校より前に存在していました。

 設計はこのブログでも紹介した、カトリック山手教会や神戸モスクと同じチェコの建築家、J.J. スワガー(Jan Josef Svagr )です。木造2階建て、地下1階。

カトリック福岡司教館 1933(昭和8)年
設計 : J.J.スワガー
施工 : 井上組
福岡市中央区浄水通39
撮影 : 2007.8.15
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浄水通りの緩やかな坂を上ったところに緑に囲まれた白い木造建築が見えてきます。
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 門は開いていて、敷地には自由に入ることができます。ただほとんど人の気配を感じませんでした。
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 白一色の清廉な住宅。屋根のドーマー窓、玄関上2階部の十字架などがいい感じ。昭和初期の木造の割には新しく見えるのは、よく手入れされているからでしょう。
by gipsypapa | 2007-11-18 11:46 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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