八木通商(旧大阪府農工銀行)

c0112559_1435583.jpg
 浪花教会とシェ・ワダの通りを北上するとすぎ、もう一つ辰野片岡建築事務所設計の建物があります。大正時代に建てられた銀行建築ですが、その後、昭和4年に大阪を拠点とした建築家、国枝博によって改修され、現在の姿になったそうです。鉄筋コンクリート造3階建て、地下1階。
 
八木通商(旧大阪府農工銀行) 1917(大正4)年/1929(昭和4)年改修
設計 : 辰野片岡建築事務所、国枝博(改修)
施工 : 清水組
大阪市中央区今橋3-2-1
撮影 : 2006.5.28 & 2007.1.14
c0112559_14461497.jpg
 3階部分は、さらに後の増築です。
c0112559_1456683.jpg
c0112559_14562834.jpg
c0112559_14583431.jpg
c0112559_14593956.jpg
c0112559_150283.jpg
 メインファサード部分にはイスラム建築に見られる華麗なテラコッタ装飾による唐草文、アラベスクが施されています。これらはオリジナルにはなく、国枝博の設計。彼はアールデコの建築家だったそうで、彼の主張が随所に見られます。
c0112559_1532680.jpg
c0112559_1535015.jpg
 色合いは廻りのビルに埋もれたように目立ちませんが、細部に華麗な装飾を施した、素晴らしい建物です。
by gipsypapa | 2007-09-24 15:07 | 建築 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/7038385
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 高麗橋野村ビルディング シェ・ワダ高麗橋本店 (旧大阪... >>