愛知県庁大津橋分室

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 愛知県庁から南下し大津橋を渡ったところに古い建物が二つ並んでいます。そのうち北側に建つこのビルは戦前は愛知県信用組合連合会、戦後は農林会館として使用された建物。昭和32(1957)年に愛知県に寄贈され、今も県庁の分室として使用されています。角に建つ塔状の階段室が特徴的で、ゴシック風付け柱が高さを強調しています。鉄筋コンクリート造3階建て、地下1階。

愛知県庁大津橋分室
旧愛知県信用組合連合会会館
1933年(昭和8)年
設計 : 愛知県営繕課(黒川己喜、土田幸三郎)
施工 : 北川組
愛知県名古屋市中区丸の内3-4-13
撮影 : 2007.6.8
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対称性を崩すことで建物を動的に見せていて、タイル壁や丸窓、それにバルコニーなどが特徴的な表現派風の建築物です。もっとゆっくり見たかったのですが、雨が降ってきて早々に退散。写真にも雨の筋が写っています。
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 右側が大津橋分室、左がこれより3年早く建てられた伊勢久(株)ビルです。
by gipsypapa | 2007-06-23 15:06 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 木全三治 at 2015-04-19 22:56 x
お世話になります
最近東京駅で話題になっている覆輪目地ですが
愛知県庁大津町分庁舎目地が覆輪目地とは知りませんでした
それもかなり良い状態で残っていました
今じゃ覆輪目地無くなってしまいました
当時の目地職人の技能をほぼ完全に残した貴重な建物です
Commented by gipsypapa at 2015-04-20 08:45
木全三治さん、
はじめまして。
覆輪目地って知りませんでした。
東京駅の改築の時に話題になったのですか。
外観全体の意匠が素晴らしいと思っていましたが
他にも貴重なものがあったのですね。
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