同潤会上野下アパート

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 昭和初期に建てられました。素材が鉄筋コンクリートであることや、電気・ガス・水道・ダストシュート・水洗便所といった、 当時としては最新鋭のの設備・技術を使ったアパートで、入居希望殺到の先進文化住宅だったのです。
 同潤会とは、関東大震災の時、国内外から集まった義損金を原資として、 1924年(大正13年)5月に設立された内務省社会局の外郭団体(財団法人)です。 同潤会アパートは、東京、横浜あわせて16ヶ所に作られました。 戦後、同潤会の住宅は居住者に分譲されました。
 近年、立て続けに青山や清砂通、江戸川などが取り壊され、いよいよ現存するのは、ここと三ノ輪アパートのみになりました。

同潤会上野下アパート 1929年(昭和4)年
設計 : 同潤会建築部建築課
施工 : 不明
東京都台東区東上野5-4
撮影 : 2007.5.1
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 さすがに古い。廃墟になっているわけではないようですが、居住者の数も少ないように見受けました。
 鉄筋コンクリート造4階建てが2棟あり、1階から3階までは階段の両側に住戸を配置し、 4階だけは中廊下を備えその両側に単身者向け個室が並んでいるため、 4階の壁面は廊下の幅の分せり出しています。
by gipsypapa | 2007-06-16 17:33 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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