京都三条ダマシン

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 これも京都三条通の1928ビルを少し西に行ったところにあります。何しろ驚いた意匠の建物です。竣工が1890年(明治23年)と、民間の洋風商業施設として古い歴史を誇っています。現在はダマシンカンパニーという洋服店ですが昔は時計店だったそうです。木造建築2階建で壁の部分に煉瓦を使った建物で正面アーケードの三連アーチが印象的です。
 なおダマシンとは、「象嵌」の意味だそうで、絹の高級和柄アロハシャツなどが並んでいました。


三条ダマシン
旧 家邊徳時計店 1890(明治23)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
京都市中京区三条通富小路東入中野町27
撮影 : 2007.4.15
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 1階部分が前方に突出して、突出部には3連アーチがあるのに支柱がない、なんとも不思議な構造。木造だからこそ可能なのでしょう。
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 煉瓦張りのアーチ。
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 正面左端には今も家邊徳時計店の看板と入り口があります。営業しているのでしょうか。
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 ショーウィンドウの上部の細工もいいですね。
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 入り口は開けっ放しです。入りやすい。庇の部分は古さを感じます。
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 中からアーチ窓を振り返ったところ。素晴らしい。
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 奥にはこれまた素晴らしい木製の螺旋階段。
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 階段の右側にKIOTOの文字が見えるのは金庫の扉です。
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 金庫の中はかなり広く、ここも売り場です。それにしても扉の厚いこと。50センチはあるでしょう。
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 カラフルなアロハシャツと建物の取り合わせが印象的でした。
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 登録文化財は当然でしょう。一体、どのような人が設計したのでしょうね。驚きの建物でした。
by gipsypapa | 2007-04-19 17:46 | 建築 | Trackback | Comments(8)
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Commented by ひろ009 at 2007-04-19 21:47 x
ここは不思議な存在感がありますよね。
私は一度も中に入ったことがないのですが、凄い!
今度ぜひ入ってみようと思います。
Commented by gipsypapa at 2007-04-20 15:37
ひろさん、是非中も見てください。古いまま手を加えずに使われているのがいいですね。気に入りました。
Commented by ラ・ペルラ at 2007-04-22 13:09 x
うう~また、京都に行く楽しみが増えました。素敵な場所教えていただきました。
Commented by gipsypapa at 2007-04-22 21:11
ラ・ベルラさん、京都三条のこの通りには見所が一杯です。是非どうぞ。
Commented at 2017-02-24 22:32 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gipsypapa at 2017-02-25 09:29
canon さん
初めまして。
そちらの写真を拝見しました。
ずいぶん現代的な店舗に見えます。
とはいえ、オリジナルの雰囲気も残していますえね。
この一角は長く行ってませんので
興味深く拝見しました。
リンクの件はまったく問題ありません。
喜んで。
Commented by canon at 2017-02-25 10:56 x
gipsypapaさん
ありがとうございます!
おかげさまでますます面白い体験になりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by gipsypapa at 2017-02-25 16:06
canon さん
こちらこそ。
そのうちまたここにも来てください。
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