東京の中央合同庁舎第六号館 赤れんが棟

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 東京メトロの桜田門駅の近くにある壮大な煉瓦造りの建物。かっての司法省庁舎でした。明治政府がヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマンというドイツ人建築家に設計を依頼して建てられた、ネオ・バロック様式の建築物です。戦争で被害を受けましたが戦後に改修され、法務省本館として使用されてきました。現在の赤れんが棟は平成3年から6年にかけた保存改修工事によって、創設当時の姿に復元されたものです。外観が国の重要文化財に指定されました。法務省旧本館内にある法務史料展示室のみ、内部見学が出来ます。(無料)

中央合同庁舎第六号館 赤れんが棟
旧司法省本館
1895(明治28)年/1950(昭和25)年復旧/1994(平成6)年改修
設計 : ヘルマン・エンデ/ヴィルヘルム・ベックマン
      河合浩蔵(詳細設計)
施工 : 臨時建設局
重要文化財(外観)
東京都千代田区霞が関1-1-1
撮影 2006.5.2
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 西側正門。両側に円形ドーム屋根の守衛所。また門扉はエンデとベックマンによるボルジィヒ家の門の意匠が使われています。
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 一階が低く、二・三階が高くなった三階建てで、外壁は赤レンガ、柱や窓まわりには白い石材が使われています。中央部分には柱の列が目立つバルコニー。傾斜の強い天然スレート葺きの屋根にドーマー窓をあしらっています。
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 内部へ入ってみます。扉を入ると階段ホール。ここは戦後の復旧工事の状態に保全してあるそうです。回り階段で三階へ上がると法務資料展示室があります。
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 三階の廊下から建物の東側(裏側)を。
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 なおベックマン事務所にいたリヒャルト・ゼール(のちに同志社クラーク記念館や函館旧ロシア領事館を設計)がこの建物の設計に携わったそうです。
by gipsypapa | 2007-02-28 13:56 | 建築 | Trackback | Comments(1)
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Commented by ひろ009 at 2007-02-28 21:35 x
コメント&TBありがとうございました。

これだけ大規模な赤煉瓦の建物、まさに威風堂々です。
円形の階段ホールも良さ気ですね。
今度行ったときにはじっくりと見学せねば。
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