七尾市の春木屋洋品店

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一本杉通りを引き返し、再び仙対橋を渡って東側に移動しました。この通りは旧内浦街道というそうです。

最初に目に付いた洋風建築が春木屋洋品店です。呉服商だった春木屋商店の洋服部として建てられたそうです。外観はモルタル塗りで、1階部分は中央に円柱を立て、2階には半円アーチ窓を並べて両脇に装飾を施すなど、大正期としては貴重で、洗練された洋風意匠を取り入れた看板建築です。国の登録有形文化財の木造2階建て。

春木屋洋品店
旧春木屋商店洋服部
1921(大正10)年/1956(昭和31)年改修
登録有形文化財
設計・施工 :不明
石川県七尾市桧物町5
撮影 : 2017.6.5
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1階が店舗で、2階は裁縫仕立の作業場だったとか。
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文化庁の文化遺産オンラインにあった2階内部の写真です。

by gipsypapa | 2018-02-15 07:54 | 建築
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