網島町の洋風長屋

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 太閤園から北に少し歩くと洋風の長屋があります。その裏側は大川沿いに広がる人気スポット、毛馬桜ノ宮公園という閑静な一等地です。6軒が軒を連ねていますが、それぞれ微妙に違った意匠となっているのが面白い。

 昭和初期に建てられたもので、1階の玄関や台所の窓は新しい建具に変わっていますが、2階や裏側の大川に面する窓は、昔ながらの木枠の窓が残っています。表側の外観からは2階建てに見えますがが、裏に回ると3階建てになっています。つまり地下室ですね。大阪では数少ない「洋風長屋」として、またデザイン的にも大変優れた貴重な遺産です。木造2階建て、地下1階。

網島町の洋風長屋
1932(昭和7)年
設計・施工 : 不明
大阪市都島区網島町11-17
撮影 : 2015.3.30
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 基本的には同じデザインですが、2階の窓の形などが、それぞれ微妙に違っています。
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 南端の角地から大川沿いに降りる道があります。この角地の住宅の意匠がすばらしい。落ち着いた青い壁に並ぶ白い窓枠が印象的です。
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 裏側の河原から。3階建てですね。3月末でちょうど桜が咲いています。暖かく、美しい景観でした。
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 毛馬桜ノ宮公園は桜の見ごろ。
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 大川の向かい側は造幣局。通り抜けで有名です。そめいよしのは咲いています。造幣局の桜はそめいよしの以外の品種が多いので、通り抜けは1~2週間後でしょう。

 この後、河原を歩いて桜宮橋から造幣局の造幣博物館に向かいます。この二つは以前にアップしていますので、昔のブログにこのときの写真を追加しています。興味のある方はリンクからどうぞ。
by gipsypapa | 2017-01-15 08:36 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2017-01-16 06:25
表と裏のギャップがオモシロいですね。
レンガ風な外壁は、
あとからキレイにしたものでしょうか。
Commented by gipsypapa at 2017-01-16 08:50
j-garden-hirasato さん、
私も見たときに煉瓦風の外壁は新しいように感じました。
どっちかというと裏側の外壁に近かったのかなと。
ただ、6軒ともそうなっているので、
全戸の合意がないとこのような改装はできないし・・・
決め手はないですね。
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