湯之島館娯楽館(洋館)

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 本館より高い位置に建つ娯楽館。昭和6年,、本館と同時に建築された洋館造りの棟です。娯楽館の地下が本館の3階とつながり、4,5階部分が浴室や娯楽のスペースになっています。4階にはダンスホール、酒場、家族風呂や社交室などがあり、5階はビリヤード場や卓球のスペースになっており、ここに客室はありませんます。和風の本館に加え、岩田武七が目指した総合リゾートホテルを形を実現した建物ということができます。

 洋館を彩る装飾は、アールデコやライト建築の影響を反映したモダンデザインが特徴で、建築史上高い評価を得ています。半木造半鉄筋コンクリート造2階建て。

湯之島館娯楽館
1931(昭和6)年
設計 : 丹羽英二(丹羽英二建築事務所)
施工 : 不明
下呂市湯之島645
撮影 : 2015.1.30 & 31
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 外回りは純洋風のテラスと・・・
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 ギリシャ風の泉がある足湯。
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 おしゃれな回廊で結ばれています。
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 美しいモザイクタイル。ここに限らず、各所でタイルを上手に使っていました。
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 この洋館では地下1階部分ですが、旅館全体から見ると3階にあたり、ここに家族風呂が並んでいます。以下は旅館全体の階層でいうことにします。
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 家族風呂。
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 3階と4階を結ぶ階段のライト風のモダンな照明。
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 4階。このフロアに娯楽スペースが集中しています。
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 5階に上がる階段室はライト風。
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 見所のひとつですね。
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 温泉なので、5階には卓球台と・・・目を引くタイル張りの床。
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 ビリヤード場。
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 4階に戻って、癒し処「ゆるり」。ヒーリングリラクゼーションルームですが、縁がないので中は見れません。
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 もうひとつの見所、クラブ「ムーンライト」。
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 一角には広いバー。
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 ボックス席とミラーボールが煌めく広々としたダンスホール。食事はオードブル類からデザートまで、飲み物はウィスキー、ブランデー、地酒、焼酎、各種サワー類など、なんでもありました。
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 豪華客船をイメージしたそうです。当時は別世界だったでしょう。
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 夕食でかなり飲んだのですが、この部屋を見たいだけの目的で来ました。当然、妻はついてきません。一人です。おつまみを頼み、ソルティードッグをおかわり。
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 5階にはバルコニーが両側にあり、ホールを見下ろすことができます。
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 私のほかには夫婦連れが1組だけ。自由に撮影できたのはラッキーです。
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 最後はご夫婦がステージに上がり、カラオケが始まったので、退散しました。
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 まさに昭和浪漫満載の別世界でした。
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 5階の会議室。クラブやビリヤード、卓球室とはつながっていません。専用の階段で上ります。わかりにくいので、仲居さんに聞いたほうがいいでしょう。
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 懐かしいインテリアがいろいろあり、暖炉もあります。
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 どう見ても大谷石です。
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 この会議室の続き間には手焼きのタイルで内装を施した「サンルーム」があります。
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 天気がよくて日差しがあれば最高です。窓から森林の四季のうつろいや下呂の町並みを眺めることができます。
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 本館からこの洋館部を見て回るのにはかなり時間がかかります。洋館部の室内は夜しか開いていないクラブなどがあるので、うまく時間調整することをお勧めします。また、客室の見学は仲居さんに相談されたらよいかと。
by gipsypapa | 2017-01-07 10:36 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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