福岡市の住吉神社能楽殿

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 住吉神社の境内に能楽殿があります。昭和13年(1938年)に福岡や北九州の経済界や能楽愛好家有志の寄付によって建てられたものだそうです。全国の能楽関係者から「大阪以西なら住吉」と称賛されるほどに、西日本有数の名舞台として親しまれてきたとか。現在は能楽の他にも、コンサートや講演会、記者会見などにも利用されています。

 能楽堂なので、外から眺めただけでは、価値がわかりませんが、中には総ひのき造り、橋懸かり五間の舞台があり、国産ひのきの1枚板に鏡板には水上泰生画伯の手による松の姿、そして床下には音響効果を考えられて数個の甕(かめ)が置かれているそうです。また客席は現在では珍しい桟敷になっているとか。福岡市有形文化財指定の貴重な文化施設です。

住吉神社能楽殿
1938(昭和13)年
福岡市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
福岡市博多区住吉3-1-51
撮影 : 2015.1.19
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 この方向からしか見ることができません。また閉まっていることもあり、文化財の価値はわかりません。
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 最初は向う側にある和風建築が能楽殿かと思っていました。
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 実際は社務所別館という建物で、結婚式場にも利用されるそうです。
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 この建物も趣があるし、古そうですが、現場にもネット上にも建物の情報はありませんでした。
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 手前の広場に土俵があります。

 能楽殿の内部写真がネットにありましたので、アップします。↓↓
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by gipsypapa | 2015-07-17 08:56 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2015-07-18 07:23
建物内に、
本格的な能舞台があるのですね。
裏から見ると、
全然そうは思えませんけど(笑)。
Commented by 名無し at 2015-07-19 00:10 x
心斎橋大丸取り壊しの記事が出てましたね
外観の意匠は残すみたいですが
Commented by gipsypapa at 2015-07-20 10:20
j-garden-hirasato さん、
外から見ただけでは
うらぶれた住宅風です。(笑)
能楽堂は舞台ですよね。
近所に住んでいれば
見る機会は多そうです。
Commented by gipsypapa at 2015-07-20 10:23
名無しさん、
そうなのですよ。
隣の旧そごうはとっくに建て替えられたし
今度はここです。
この建物でのヴォーリズの粋は
外観より内装なのですが
内部も工夫して残してほしいです。
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