大阪天満宮

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 大阪市北の繁華街のど真ん中にある大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)。天満宮といえば菅原道真を祀る神社です。

 ネット情報では「901年に菅原道真が、藤原時平により九州大宰府へ配転(左遷)させられた際、同地にあった大将軍社に参詣した。903年に菅原道真が没した後、天神信仰が始まる。949年に大将軍社の前に7本の松が生え、霊光を放ったという奇譚が都に伝わった。そのため村上天皇の勅命によって天満宮を建立させたのが始まりである。」といあります。

 現在の本殿は、弘化2年(1845)に再建された物で権現造りの社です。他に梅花殿(1928年)、神楽所(1904年)と参集所(1911年)が国の登録有形文化財に指定されています。

大阪天満宮
1845(弘化2)年
設計・施工 : 不明
大阪市北区天神橋2-1-8
撮影 : 2015.3.30
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 国の登録有形文化財の参集殿。
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 何度か来たことがあるここを再訪したのは「寺社の装飾彫刻 近畿編」という本で彫刻の存在を知ったから。
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 表門に見るべきものがあるのです。
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 表門袖壁羽目板の鳳凰。
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 天井には方位盤。
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 西側の門にも。
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 木鼻は獅子ですね。
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 臥牛(がぎゅう)。ビフテキのスエヒロが、昭和15年に開業30周年を迎えるにあたり昭和14年7月に奉納したものだとか。
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 「寺社の装飾彫刻 近畿編」にはこのほかにも彫刻があるようですが、見つけることはできませんでした。
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 北側から出ると繁盛亭があります。上方落語唯一の寄席で、落語を中心に、漫才、俗曲などの色物芸の興行が連日行われています。
by gipsypapa | 2015-07-13 12:53 | 建築
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