金谷山 佛性寺

c0112559_8342759.jpg
 古い寺院が集合している寺町の玄関口にある佛性寺(ぶっしょうじ)。彫刻や襖絵などに見どころが多く、優美な佇まいを残す古寺です。細川家と縁の深い古刹で、本堂は、幕末にイギリス船が入港したときイギリス船員の休憩場所に使われたとか。

 見どころに一つは本堂の木鼻は獅子と獏。また唐破風下に鷲の彫刻が施されています。大阪城を作った棟梁の一人、中井権次(なかい ごんじ)の作です。4代目から枝別れして彫刻家になった名匠で、現在は10代目が市内で中井彫刻店として続いているそうです。

 本堂の襖絵(紙本彩色源氏物語澪標図)は天保年間(1830~43)のもので勤皇の画家といわれた佐藤正持の作。極彩色で大和絵風の画法が用いられ、彼の作品の中でも優れたもの。

 また山門は幕末の安政5年に建立されたもので、門扉には細川の紋所「細川九曜」があり、扉上には迫力のある龍があります。

金谷山佛性寺
本堂 1625(寛永2)年
山門 1858(安政5)年
設計・施工 : 不明
宮津市金屋谷879
撮影 : 2014.10.28
c0112559_8353051.jpg
 向うに見えるのは江戸時代に建てられた経堂です。
c0112559_8364237.jpg
c0112559_836534.jpg
c0112559_837431.jpg
c0112559_8375472.jpg
 獅子と獏の木鼻。
c0112559_8383939.jpg
c0112559_8385010.jpg
c0112559_839154.jpg
c0112559_839134.jpg
c0112559_8392463.jpg
c0112559_839388.jpg
c0112559_8395110.jpg
c0112559_84028.jpg
 折り上げ格天井。
c0112559_8403437.jpg
 佐藤正持の作の襖絵。
c0112559_8412572.jpg
c0112559_8413717.jpg
c0112559_8414975.jpg
c0112559_842864.jpg
c0112559_8422416.jpg
c0112559_8424740.jpg
c0112559_843037.jpg
c0112559_8431436.jpg
c0112559_843273.jpg
c0112559_8434096.jpg
c0112559_8435141.jpg
 山門は江戸末期に建てられたものです。
c0112559_8445327.jpg
 細川の紋所「細川九曜」
c0112559_8454319.jpg
 龍がいます。
c0112559_8462819.jpg
c0112559_8464215.jpg
 「寺社の装飾彫刻 近畿編」という本に取り上げられています。 ↓ はその写真です。
c0112559_848522.jpg
c0112559_849316.jpg
c0112559_8491545.jpg
 自分では撮りきったと思っていましたが、まだまだあったようです。視線が低いので仕方ないです。
by gipsypapa | 2015-05-18 08:52 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/24115704
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-05-19 06:47
この彫り物に色が付けば、
日光の東照宮にも負けませんね。
見事な彫り物です。
Commented by gipsypapa at 2015-05-19 12:01
j-garden-hirasato さん、
かなり手の込んだ彫です。
彩色してもメンテが大変でしょう。
それを考えると
日光東照宮のすごさを再認識します。
<< 本城山 経王寺 松渓山 智源寺 >>