上賀茂伝統的建造物群保存地区

c0112559_13363377.jpg
 梅辻家や西村家のある一角は国の伝統的建造物群保存地区になっています。上賀茂神社の境内を流れる清流「ならの小川」が境内を出ると明神川と名を変えて東に流れます。道路脇を流れる明神川に沿って,神官の屋敷である社家が建ち並んでいます。主屋とこれを囲む門,土塀,庭園が静寂な環境を造る美しい町並みです。

 室町時代からの門前集落で、明治以降に多くの社家町が京都の近郊農村的性格を徐々に強め,社家町の性格は薄らいでいったなか、ここ明神川沿いには今日も社家が旧来のまま清々しく残っていました。

上賀茂伝統的建造物群保存地区
京都市北区上賀茂北大路町39付近
撮影 : 2014.9.12
c0112559_13372386.jpg
c0112559_13373629.jpg
c0112559_13374940.jpg
c0112559_1338293.jpg
 明神川沿いに京都らしい料亭などが並んでいます。
c0112559_13384756.jpg
御すぐき處 なり田
京都市北区上賀茂山本町35
c0112559_13392697.jpg
c0112559_13393896.jpg
京料理 さくらい
京都市北区上賀茂山本町39
c0112559_13402061.jpg

いせき
 角地にある大きな屋敷は,通りに面して土塀をめぐらせています。「いせき」の看板がある井関家も代々上賀茂神社につかえていた社家だそうです。主屋は,江戸時代後期の建築と推定され,鳥居形の内玄関と式台を並べ,社家住宅としての外観を備えているとか。

いせき(井関家住宅)
江戸後期 / 明治後期
設計・施工 : 不明
京都市北区上賀茂北大路町1 ‎
c0112559_13413049.jpg
c0112559_13414186.jpg
 主屋の中央には明治後期に増築された望楼風の3階建てがあり,道路からその威容を見ることができます。現在は手作りの香袋・匂い袋の店「いせき」になっています。
c0112559_13433495.jpg
 明神川の畔にある藤木社(ふじのきのやしろ)。上賀茂神社の末社で、明神川の守護神として信仰されてきました。後の大木は楠(くす)の木で、樹齢推定五百年といわれ、この地のシンボルになっています。
by gipsypapa | 2015-03-14 13:45 | | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/23682806
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2015-03-15 06:20
この水です。
綺麗ですね。
この水路沿いしか記憶に残っていませんが、
水路沿い以外にも、
古い家が残っているんですね。
次回は、周辺も散策してみます。
Commented by gipsypapa at 2015-03-15 08:51
j-garden-hirasato さん、
はい、水路の反対側の家並みです。
こちらも社家が並んでいたようです。
いいところなので
いつかもう一度行きたいです。
<< 日本基督教団 京北教会 京都上賀茂の西村家別邸 >>