万定フルーツパーラー

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 もう一つ東大本郷キャンパス前にある店を。万定(まんさだ)フルーツパーラーという昭和初期に建てられたものです。

 フルーツパーラーは昭和を象徴する呼び方で、現在は少なくなりましたが、果物やそれを使ったケーキや飲みものなどを出す喫茶店のことで、意外にも全国的にまだまだ残っているようです。

 万定フルーツパーラーは昭和の初めに創業した果物屋で、東大病院に入院患者を見舞いに訪れる人のための果物を売ったのが始まりとか。当時、コーヒーはそれほどポピュラーではなく、フルーツを喫茶で食べるという「フルーツパーラー」が流行しました。その流れで果物屋から喫茶店に発展したのでしょう。当時から東大の教授たちが集う喫茶サロンとして親しまれてきたそうです。

 今はジュースなども提供されてはいますが、カレーが名物とか。他にも食事メニューがあるようで、相変わらず東大関係者のお昼の御用達かな。

1階は入り口とガラス窓の、いわゆる喫茶店らしい構え。上部を見ると石張りの欧風の装飾を施した、いわゆる看板建築です。木造2階建て。

万定フルーツパーラー
1928(昭和3)年
設計・施工 : 不明
東京都文京区本郷6-17-1
撮影 : 2014.7.31
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 照明付立て看板には「カレー&ハヤシ」「天然ジュース」とあります。正面右のロゴはカレーライス。平面と側面をデザインしていて、面白いです。
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 食べログに昭和レトロな写真がありました・↓
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by gipsypapa | 2015-02-11 09:51 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2015-02-11 20:58
外観も内装も、
いい雰囲気ですね。
今の若い子も、
この良さが分かるのでしょうか。
Commented by gipsypapa at 2015-02-12 12:41
j-garden-hirasato さん、
私はこの雰囲気は好きですし
何より懐かしいです。
若い人ねえ・・・・
古いしか感じないかもしれませんね。
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