京都市役所本館を再訪

c0112559_1123685.jpg
 Gitano Family の関東ツアーが終わり、一時帰宅しています。また明日の午後から中部を廻りますが、その間に少しだけ京都編の続きを。

 7年ぶりに京都市役所の前を通りました。前回は休日のため外観だけでしたが、今回は少し1階の通路を歩いてみました。

 武田五一が顧問として意匠設計を監修し、実際の設計は愛弟子の中野進一が担当。東側は1927年(昭和2年)に、西側1931年(昭和6年)に完成しました。東西に長くシンメトリーの外観、縦に長いアーチ状の連続窓など、横のラインと縦のラインを組合せ、ネオ・バロック様式にイスラム玉葱形アーチなど、東洋的意匠が混在する変化に富んだ意匠の庁舎です。90年近くに渡り現役の市役所で、京都の顔になっています。

 市役所正面には大きな広場があり、週末によくフリーマーケットなどが開催されています。中央に時計塔を持つ鉄筋コンクリート造り4階建て。

京都市役所本館
東側 1927(昭和2)年
西側 1931 (昭和6)年
設計 : 武田五一(顧問)、中野進一(実施設計)、京都市営繕課(詳細設計)
施工 : 松村組、松井組、山虎組
京都市中京区上本能寺前町488
撮影 : 2014.6.4
c0112559_1155112.jpg
c0112559_1164899.jpg
 増設された西側です。
c0112559_1173850.jpg
 4年後の築ではありますが、東側に比べてかなりシンプルな意匠。当時の様式主義からモダニズムに移行するトレンドがここにも見えます。
c0112559_1111033.jpg
 東側。装飾が多いです。
c0112559_1112340.jpg
 正面玄関から入ると、目の前が中央階段。
c0112559_11125229.jpg

c0112559_111318.jpg
c0112559_11131195.jpg
c0112559_11132297.jpg
 東側面にある通用口。
c0112559_1114268.jpg
c0112559_11141483.jpg
c0112559_1114259.jpg

c0112559_1115501.jpg
 7年前の写真です。何も変わっていません。
c0112559_11163178.jpg

by gipsypapa | 2014-11-21 11:19 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/23087493
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2014-11-25 06:45
京都のレトロな建物には疎いのですが、
京都市役所は、
こんな素敵な建物でしたか。
市役所なので、
内部も遠慮なく入れるし、
写真もOKですね。
京都のレトロ巡りも、
巡り甲斐がありそうです。
Commented by gipsypapa at 2014-11-25 12:02
j-garden-hirasato さん、
京都の庭園は相当廻っておられるようですが、
レトロな近代建築も多いですね。
私は大阪府でも
京都に近いところに住んでいますが
まだまだ見きれていません。
最近は和風建築や
庭、襖絵、寺社なのも見るようになったので
相当行くところが残っています。
<< キンシ正宗堀野記念館 しばらく休みます >>