京都御苑の閑院宮邸跡

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 同じく京都御苑の南西部にもう一つの四親王家である閑院宮(かんいんのみや)の邸宅跡があります。邸宅跡というのは、現在の建物に閑院宮がお住まいだったわけではないからです。

 この場所が閑院宮家の邸宅として使用されたのは、宮家が東京に移った明治10年までで、その後は華族会館や裁判所として利用されましたが、1889(明治16)年に宮内庁京都支庁が設置されたときに、現在の建物に新築、建て替えされました。

 宮内省京都支庁設置のために、急ぎ各種の建物を作る必要性から、旧宮家の建物の一部や、部材などを利用したので、現在も昔の姿を垣間見ることができるのだそうです。

 戦後は厚生省、のちに環境庁の京都御苑管理事務所などに使用されていました。2006(平成18)年に改修工事を完了し、京都御苑の自然と歴史についての写真、絵図、展示品や解説を備えた収納展示室と庭園などを無料で一般開放しています。邸宅は大型で風格を保ちながらも極めて簡素な造りです。木造平屋建て。

閑院宮邸跡
旧宮内省京都支庁舎
1883(明治16)年
設計・施工 : 不明
京都市上京区京都御苑3
撮影 : 2014.5
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 北側は長屋門。
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 建物は「ロの字」形の配置で中庭があります。
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 数は多くありませんが、展示品があります。しかしこれは何だったか・・・・
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 磨きあげられた床に庭の木々の緑が映り込む絶景です。秋は真っ赤になる?
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 池がある外庭園は当時の面影を残しています。試掘調査で18世紀中ごろに作庭されたことがわかったそうです。
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 芝生の上の白いラインは、敷地内にあった当時の宮内庁所長官舎の間取りを示しています。
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 こちらは東門。
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 塀越しに煉瓦造りの建物が見えます。同じ敷地にあるのは間違いないのですが、何でしょう。
by gipsypapa | 2014-11-12 09:05 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2014-11-12 20:33
こちらは復元庭園だったので、
庭園自体はこんなものか、
というのが、
正直な感想です。
文化財というのは、
いろいろ大変です。
Commented by gipsypapa at 2014-11-13 08:17
j-garden-hirasato さん、
再建にとりかかってから
まだ時間が経っていないのですね。
庭は雑草が生えていたりして
まだまだ整備されていません。
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