渋温泉 金具屋旅館潜龍閣

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 金具屋旅館で最も古い建物。斉月楼の南の坂を下ったところに建つ完全な別棟ですが、階段と廊下でつながっています。金具屋の発祥の場所です。宝暦8年、ここに温泉が湧き出したことで温泉宿となったそうです。

 現在の浪漫風呂が源泉で、それを囲うように棟が建てられ、古き温泉宿の風情を感じさせてくれます。明治後期に貴賓棟として造られた黒書院と白書院やレトロな共同洗面台が当時をよく残しています。

 私が泊まった部屋はこの潜龍閣の一室でしたが、残念ながら黒書院や白書院には当たりませんでした。なお、2001(平成13)年に善光寺を手がけていた宮大工によって全面的に客室改装が行われたとかで、泊まった部屋は新しかったです。木造2階建て。

金具屋旅館潜龍閣
旧金具屋別館
1908(明治41)年 / 1950(昭和25)年改修
設計・施工 : 不明
長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
撮影 : 2014.3.24 & 25
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 斉月楼や居人荘とは高低の差があるので、階段を下って廊下でつながります。
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 潜龍閣が単独の別館だったころの玄関と思われます。今は閉まっています。潜龍閣から外部への出入りはできません。
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 木彫りの欄間は天女のようです。
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 私が泊まった「西海の間」。旅館らしいモダンな数寄屋造りです。
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 昭和25年に造られた浪漫風呂(旧名:ローマ風呂)。ローマの噴水があり、全面をタイル貼りにして半円アーチ窓とするなど、戦後の洋風ブームを取り入れています。
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 脱衣所と浴室の間の引き戸には色ガラス。
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 帳場で買った絵葉書の浪漫風呂。アーチ窓のステンドグラスの模様が、引き戸と同じ意匠だったようで、今とは違います。
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 浪漫風呂を出たところにあるタイル貼りの流しはひときわレトロでした。
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by gipsypapa | 2014-06-19 09:14 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by iris304 at 2014-06-22 12:24
こんにちは

どれも素晴らしいのですが、中でも浪漫風呂の色ガラスが
心に残りました。
タイル張りの流しも レトロですが 今みてもかなりハイカラな感じ。
当時はどんなにか斬新で目立つ意匠だった事でしょうね。
又叉 素晴らしい建築物を見せて頂いて
ありがとうございます。
Commented by gipsypapa at 2014-06-22 21:15
iris304 さん、
この旅館はかつてのオーナーのこだわりが素晴らしく
内装は徹底的に凝った作りで
建築ファンとしては、
本当に楽しみました。
日本の木造旅館にはもっとたくさん
優れた建物があるので、
少しずつ行きたいと思っています。
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