ジェームス邸本館

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 神戸市垂水区青山台・塩屋町付近に通称「ジェームス山」という明石海峡を見下ろす高台があります。神戸市西部を代表する高級住宅街として、多くの洋館が残ることで知られているところです。

 ネット情報では「1930年(昭和5年)、神戸に居住しカメロン商会を経営していたイギリス人貿易商、アーネスト・ウイリアムス・ジェームスが、当地に自邸を含めてイギリス人のための住宅地を約60棟以上ほど開発した。やがてジェームスの名を取り、この地をジェームス山と称するようになった。」そうです。

 ジェームス氏の没後は、旧邸とイギリス人住宅地を井植歳男(三洋電機創業者)が所有し、長く望淡閣という、三洋電機の迎賓館として使われてきました。現在は結婚式も行われる一般客向けの高級レストラン「ジェームス邸」になっています。

 スパニッシュ様式の瀟洒な高級住宅で、鮮やかな赤のスペイン瓦にクリーム色の壁。大きなアーチの車寄せのある玄関ポーチや橙色で、クポラ(小ドーム)の塔屋などスペイン風の明るく豪華な住宅建築です。

 設計は雲仙観光ホテル箕面市の小阪家住宅を手がけた竹中工務店の早良俊夫(さがら としお、1913-1982)。神戸市指定有形文化財の鉄筋コンクリート造2階建て、地下1階、塔屋付き。

ジェームス邸本館
1934(昭和9)年
神戸市指定有形文化財
設計 : 早良俊夫(竹中工務店)
施工 : 竹中工務店
神戸市垂水区塩屋町6-28-1
撮影 : 2014.3.1
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 この日は結婚式とかで、敷地に入れませんでいた。ということでHPにあった写真を借用します。↑ ↓
 近々、ランチにでも行きたいと思っています。
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by gipsypapa | 2014-06-09 08:53 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by sy-f_ha-ys at 2014-06-10 22:04
ジェームス山は今から十数年前に訪れましたが、
このお屋敷の搭屋はとても印象に残りました。
高級レストランとして使われているとは、初めて知りました。
J・H・モーガン設計の、横浜ベーリックホールを連想させる作りです。
Commented by gipsypapa at 2014-06-11 09:44
sy-f_ha-ys さん、
そうなんですよ。
レストランになったので中を見ることができるようになりました。
ベーリックホールも素晴らしい洋館で
無料で一般公開されているのがうれしいです。
神戸の異人館街はほとんど有料で
しかも入館料が高いので、
若いころ行ったきりで、
また行く気がしません。
Commented by j-garden-hirasato at 2014-06-12 06:42
外人のための宅地分譲ですか。
そんなことが行われていたんですね。
それだけ神戸が、
当時、海外に開かれていたということですね。
Commented by gipsypapa at 2014-06-12 09:32
j-garden-hirasato さん、
神戸の中心に近い外人向け住宅は
有名な北野の異人館周辺です。
ここ、塩屋はかなり西側の海岸線にあります。
多分ジェームス氏は喧騒を避けるために
当時は田舎だった
ここを選んだのでしょう。
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