銀座シネパトス1・2・3(三原橋センター)

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 銀座の晴海通りの地下を横切るように三原橋センターがあります。元々は、三十間堀川を埋め立て、川に架かっていた三原橋を利用して作られた地下街。

 そこに「銀座シネパトス1・2・3」という映画館があり、レアな作品やレイトショウで名作の特集上映などでよく知られていたそうですが、最近のビデオからDVDの台頭に及ばず、昨年、2013年3月31日に閉館しました。

 埋め立てた通りの両側に半円形のユニークな建物があり、階段を下りると地下に幅広の通路があり、1-2-3というからには、両側に映画館があったのではないでしょうか。最近まで、映画館が閉じるまでは、地下街には何軒かの店舗や飲食店があったと思われますが、今はほとんど開いていません。

設計者は自宅の土浦家住宅を紹介している、F.L.ライトの事務所タリアセンで学んだ、建築家・土浦亀城(つちうら かめき)です。鉄骨鉄筋コンクリート造り、3階建て、地下1階。

銀座シネパトス1・2・3(三原橋センター)
1952(昭和27)年
設計 : 土浦亀城
施工 : 不明
東京都中央区銀座4-8-7
撮影 : 2013.12.8
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 晴海通りの東側。通りに面している部分は平面で、写真で見た円形ではありません。
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 戸惑いながら裏に回るとありました。そうかきっぱり半円形なのか。
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 地下への入口に今も看板があります。
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 広い通路に人気はなく・・・
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 べニヤ板で隠された左側には閉店の張り紙。
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 ここがチケット売り場でしょう。
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 このウィンドウに映画のポスターが並んでいたはず。
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 西の階段下に唯一開いている食堂がありますが、風前の灯でしょうか。 とはいえ、2枚目と3枚目でわかるように、地上部は立派に営業中ですね。
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 西側の建物。微妙に違いますが、ほぼ同型です。東西を合わせれば円形になるのか・・・
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 と思ってGoogle Earth で見ると・・・円形ではなく樽型でした。
by gipsypapa | 2014-05-21 16:48 | 建築 | Trackback | Comments(3)
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Commented by j-garden-hirasato at 2014-05-24 06:57
道の反対側にも、
似たような形の建物がありますが、
何でこんな形になっているのでしょうか。
ロータリーみたいになってますね。
気になります。
Commented by gipsypapa at 2014-05-24 08:46
j-garden-hirasato さん、
なぜでしょう、わからないです。(笑)
元は道路の部分は川で
埋め立てて
橋だった場所の両側に建っているわけです。
ロータリーの道路が先にできたか
建物のアールが先か・・・・

Commented by 三原橋を考える市民の会 at 2014-07-27 17:54 x
2014年8月3日(日)三原橋の未来と価値を検証する 緊急シンポジウムを 14時から 東京国際フォーラム G505会議室で 開催します。皆様 是非ご参加を。
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