行信教校講堂

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 私が住む高槻市のレトロ建築を紹介します。もともと城下町で、西から京都に向かう西国街道の通過地ですので、洋風建築の住宅はほとんどありません。ということで和風建築。まずはお寺です。

 浄土真宗本願寺派の利井常見寺(かがいじょうけんじ)というお寺の境内に僧侶養成のための教育訓練施設である行信教校(ぎょうしんきょうこう)があります。各種学校の扱いで2年制。浄土真宗に関する高度な専門知識を備える僧侶の養成が目的なので、本願寺派教師資格保有者など、既に相当な研鑽を積んだ者に入学が許可されるそうです。

 寄棟造り桟瓦葺の建物。左右対称で中央に唐破風玄関を構えています。一階は中廊下式で八畳居室を並べ、生徒室や事務室などになっていて、二階は畳敷の広い講堂で、西奥に仏壇を構えているそうです。文化遺産オンラインによると「類例希な僧侶養成専門学校の遺構」として国の登録有形文化財に指定された木造2階建て。

行信教校講堂
1931(昭和6)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
高槻市東五百住町3-4-17
撮影 : 2013.11.5
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 ちなみに利井常見寺の歴史は古く1300年前後に清和源氏、利井七郎隆房が浄空法師として利井坊を建立したのが始まりで、1595年に本願寺十一世顕如の薦めもあり、現在の利井常見寺になったとか。境内の様子も紹介します。
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 山門。
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 本堂です。
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 経堂。
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by gipsypapa | 2014-04-24 10:26 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2014-04-25 06:56
外壁は、
リニューアルされているのですね。
玄関部分がなかったら、
今の建物だと思ってしまいます。
Commented by gipsypapa at 2014-04-25 08:38
j-garden-hirasato さん、
はい、間違いなく外壁は
今の建材ですね。
内部は横から覗いた写真にちらりと見えるように、
昔のままの状態みたいです。
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