万平ホテル本館(アルプス館)

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 昨年の10月に日本を代表するクラシックホテルである軽井沢万平ホテル、日光金谷ホテルと箱根富士屋ホテルに泊まる大阪発のバスツアーに参加しました。ホテルの朝夕を含む3食付きで、かつツアーには富岡製糸場 や日光東照宮、旧古河庭園など行きたかった建物巡りが含まれているので、個人的には理想的。思い切って奮発しました。

 初日はひたすらバスに乗って、夕刻に軽井沢着。まずは軽井沢の象徴的な洋風ホテルである万平ホテルへチェックイン。

 万平ホテルは、1896(明治27)年に「亀屋ホテル」という名の外国人専用ホテルとして創業。 2年後の1896(明治29)年に創始者である佐藤萬平の名前を取って「萬平ホテル」と改称し、 1936(昭和11)年に現在の「万平ホテル」になりました。戦後は7年ほど連合軍に接収されていたとか。

c0112559_9333795.jpg アルプス館と呼ばれる本館は建築時の原形をそのまま残していて、歴史的にも貴重な建造物です。幅広の白い壁のハーフティンバー風で、傾斜の緩い屋根の右側に塔屋的な形状の階段室を置いた、ヨーロッパの香りがする外観です。

 ホテルの中へ一歩入ると、欧風の華麗さと重厚さを漂わせるフロント・ロビー。内部の各所に置かれたクラシカルな調度品、や置物、暖炉などが伝統を感じます。軽井沢の文化と歴史の深さを伝える伝統的かつお洒落なホテルです。

 設計はドイツのシュトゥットガルト州立工科大学で建築を学び、渡辺仁とともに、渡辺久米建築事務所を開設。その後、独立して久米建築事務所を開設した久米権九郎(くめ ごんくろう、1895 - 1965)。三井関係の建物の設計を複数手がけ、この後に紹介予定の日光金谷ホテル別館も設計しています。近代化産業遺産の木造3階建て。

万平ホテル本館(アルプス館)
1936(昭和11)年
近代化産業遺産
設計 : 久米権九郎
施工 : 井上組
北佐久郡軽井沢町軽井沢925
撮影 : 2013.10.7 & 8
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 カフェテラス。軽井沢を感じる雰囲気いっぱいです。
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 「亀屋ホテル」だったので亀のステンドグラス。
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 大食堂へ。
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 神社仏閣でよく見られる折上げ式の格天井が見事です。
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 食堂にはステンドグラス。江戸時代の風景のようです。
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 ロビーにあるステンドグラス。浅間山をバックにゴルフをする風景が描かれ、軽井沢で避暑をする富裕層の文化を表現しています。
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 桧館。
 三井財閥十一家連家の一つ鳥居塚家の建物。明治中期に一部を移築した総桧造りの建物で、戦前は万平ホテルの日本館として、戦後は米国将校用スペシシャルサービスホテルとして使用されていました。現在は日本料理のたん熊「熊魚庵」になっています。朝食は本館での洋食か、ここでの和食かを選ぶことができます。
by gipsypapa | 2014-02-27 10:00 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2014-03-01 22:41
おおー、
お泊まりでしたか。
長野市にいて、
軽井沢に泊まることはないと思うので、
気分だけ、
味あわせていただきました。
リッチな気分になれました。
Commented by gipsypapa at 2014-03-02 15:08
j-garden-hirasato さん、
ふふふ、いいでしょう?
後2泊も有名クラシックホテル。
思いきった大奮発でした。
その代わり良い思い出になりました。
長野からだったら
新幹線ですぐですね。
Commented by ひろ009 at 2014-03-03 21:02 x
ひゃーっ、超豪華なツアーに参加されたのですね!
憧れのツアーですが、我が家では参加を言い出す自信がありません(汗)。
で、gipsypapaさんのレポートを存分に楽しませて頂きます。
期待絶大!
Commented by gipsypapa at 2014-03-04 11:45
ひろ009さん、
ははは、関西ならこのツアーを新聞広告でご覧になったでしょう。
金額もそうですが旅程も平日なので、
現役では難しいでしょうね。
個人的に、昨年9月末で退職しました。
記念旅行みたいなものです。
クラシックホテルもばっちり撮ってきましたし、
途中に各種の見学が織り込まれています。
徐々にアップしますね。
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