加賀谷旗店

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 加賀谷旗店は創業明治30年の老舗です。当初は別の場所に店があったそうですが、大正3年に染物工場、店舗兼住居として建てられたここに移転しました。昭和9年の大火では近隣の多くの建物が罹災しましたが、加賀谷旗店は無事でした。過去に何度も補修されながら、大切に使われ続けて、外観や内部ともに当初の姿を留めているそうです。

 下見板張りの外壁に、傾斜の緩やかな屋根。平たい妻面上部の白い漆喰塗と黒い下見板の対比がアクセントになっています。正面にある土管の煙突も素朴でレトロ。数少ない大火前の下町の店舗併用住宅の歴史を伝える貴重な建物です。函館歴風文化賞の木造2階建て。

加賀谷旗店
1914(大正3)年
設計・施工 : 不明
函館市大手町10-12
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-02-19 09:38 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2014-02-20 06:44
緑の看板が、
実に残念です…。
ここまで拘っているのに…。
Commented by gipsypapa at 2014-02-20 10:00
j-garden-hirasato さん、
なるほど。
正面からは「加賀谷旗店」という名前がなく
「染や」しかありません。
緑色の看板しか書いてないので、
必要なのは理解できます。
ただ違和感は感じますね。
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