函館海産商同業組合事務所(海同会館)

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 4年前に函館を訪れたときには、ベイエリアに近い周辺は何度も通ったのに、この路地の一ブロックだけ見逃していました。しかもブログ「関根要太郎研究室@はこだて」を見て気に入った訪問リストに挙げていたにかかわらず・・・です。やっと見ることができました。

 さすがに関根要太郎、山中節治の兄弟コンビ。二人はユーゲントシュティルといわれるドイツのアールヌーヴォーを得意としたそうで、この建物も外観は商業ビルとしてはスッキリとしたお洒落な雰囲気。正面は白い左右部分を緩いカーブとして張り出し、褐色のタイル貼りの中央部と対比させています。また側面の煙突が印象的です。

 当時、西欧で流行していた建築様式「セセッション」に影響を受けたモダンな作品で、同じコンビによる鷲見邸(旧亀井喜一郎邸)と共通点を感じます。詳しい解説と内部写真(素晴らしい)は「関根要太郎研究室@はこだて」をご覧ください。函館市景観形成指定建造物の木造3階建て。

函館海産商同業組合事務所(海同会館)
1920(大正9)年
函館市景観形成指定建造物
設計 : 関根要太郎、山中節治
施工 : 村木甚三郎、村木喜三郎
函館市末広町15-3
撮影 : 2013.8.29
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by gipsypapa | 2014-02-06 14:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2014-02-08 10:50
とてもメルヘンチックなデザインです。
細部まで凝ってますね。
設計者も施工者も、
楽しみながら造ったような、
そんな感じがします。
Commented by gipsypapa at 2014-02-08 13:38
j-garden-hirasato さん、
関根要太郎さんはユーゲント・シュティール、
つまりフランスでいえば
アールヌーボーを作品に取り入れた
建築家なので
こういうおしゃれな建物が多いようです。
とはいえ商業ビルでこんな作品は
珍しいですね。
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