太宰治記念館「斜陽館」

c0112559_10183914.jpg
 弘前は昨日で終わるはずでしたが、忘れ物がありました。太宰治記念館「斜陽館」です。私自身が訪ねたわけではなく、別行動した妻と娘が行ったので忘れていました。

 弘前からJR奥羽本線で川部へ。JR五能線に乗り換えて五所川原へ。さらに最後が線津軽鉄道に乗って金木駅下車。片道3時間近くかかるので弘前からは丸1日必要です。

 この家は太宰治の父、明治の大地主であり県会議員、衆議院議員、多額納税による貴族院議員をつとめた地元の名士、津島源右衛門が建てた豪邸で、太宰治が幼年期をすごした生家です。

 戦後に津島家が手放してから、1959(昭和25)年から旅館「斜陽館」として営業し、全国から多くの太宰ファンが訪れていたそうです。1996(平成8)年3月に旧金木町が買い取り、旅館「斜陽館」は46年の歴史に幕を降ろしました。現在は、五所川原市太宰治記念館「斜陽館」として、五所川原市立の観光施設となっています。c0112559_10213364.jpg

 主屋は入母屋造りの派風建築で、南北に走る表通りに西に面して建ち、宅地正面と両側面西半に煉瓦塀を廻らしています。津軽地方の伝統的町家の形式を踏襲ながら,洋間を設けるなど、創意に富んだ新しい時代の邸宅です。また日本三大美林のヒバなどの良材を使い、巧緻な技術が駆使された大規模な近代の住宅建築として貴重で、土蔵や煉瓦塀などを含めて、それぞれ国の重要文化財に指定されています。

 建築工事を請け負ったのは弘前編でおなじみの堀江佐吉で、設計も佐吉によると思われますが、本人は完成を見ることなく亡くなり、棟梁を四男の斉藤伊三郎がつとめて完成させたそうです。国の重要文化財の木造2階建て。

太宰治記念館「斜陽館」
旧津島家住宅主屋
1907(明治40)年
重要文化財
設計 : 堀江佐吉
施工 : 斎藤伊三郎
五所川原市金木町朝日山412-1
撮影 : 2013.8.28
c0112559_10215236.jpg
c0112559_1022241.jpg
c0112559_10221062.jpg
c0112559_10222074.jpg
c0112559_10222978.jpg
c0112559_10224283.jpg
c0112559_10225193.jpg
c0112559_1023137.jpg
c0112559_1023915.jpg
c0112559_10231814.jpg
c0112559_10232661.jpg
c0112559_10233517.jpg
c0112559_10234395.jpg
c0112559_10235363.jpg
c0112559_1024251.jpg
c0112559_10241285.jpg
c0112559_10242253.jpg
c0112559_1024319.jpg
c0112559_10244039.jpg
c0112559_10245137.jpg
c0112559_102541.jpg
c0112559_10251657.jpg
c0112559_10252644.jpg
c0112559_10253843.jpg
c0112559_1025506.jpg
c0112559_10255829.jpg
c0112559_10284131.jpg
c0112559_10285250.jpg
c0112559_912981.jpg
c0112559_914551.jpg
c0112559_92130.jpg
c0112559_10261163.jpg

by gipsypapa | 2014-01-24 10:29 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/21539110
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2014-01-25 13:28
そのまま旅館として存続していてもよかったのかなあ、
と、少し残念に思います。
町で購入したとき、
経営が苦しかったのでしょうか。
庭もそれなりに造作してあって、
素敵な場所です。
Commented by gipsypapa at 2014-01-26 09:39
j-garden-hirasato さん、
最近、旅行会社の新聞広告や
ネット情報を見ていると
クラシックなホテルや旅館に泊まるツアーが多いです。
景気の回復を示す例の一つでしょうね。
調べたら日本には各地に
古い旅館があって
今も営業しているのです。
そういう意味では
ここももう少し頑張っていたら
よかったかもしれません。
<< 弘前市を観光 鏡ヶ丘記念館 >>