国立台湾博物館

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 二二八和平公園の北側にあるギリシャ風の巨大な建物。台湾発展の基礎を築いた第4任総督・児玉源太郎と民政長官・後藤新平を記念して建てられた記念館。台湾で最初に出来た博物館です。現在は国立台湾博物館として使われ続けています。

 単純な横長、左右対称のギリシャ古典様式の博物館。入口の正面はギリシャ神殿を思わせる形状で階段、巨大なドリス式円柱と華麗な花と葉の模様をあしらった巨大な三角ペディメントが、これでもか(笑)という感じです。天辺にあるドームと合わせて、荘厳で神聖、かつ権威ある雰囲気を醸し出しています。


 内部は外観よりもずっと華麗です。吹き抜けの中央ロビーの四方は柱頭に繊細なアカンサスと螺旋状の模様をあしらった32本の高いコリント式円柱にがとり囲み、2階部分が回廊になってロビーを一巡りしています。ろービーから見上げると、ローマドームの下にステンドグラスの天窓があり、光がフロア全体にやわらかな光を投げかけ、神秘的で華麗な雰囲気です。

 主要建材には日本の赤坂の黒大理石と水戸の白寒水石、木材は現地の台湾ヒノキを使用し、外壁には洗い出し石を使ったそうです。設計は総督府営繕課長を経て、この頃は独立して橋本勉と茂野村事務所を共同経営していた野村一郎(のむら いちろう、1868 - 1942)。国定史蹟の石・煉瓦・鉄網コンクリート造り2階建て。

国立台湾博物館
旧児玉総督後藤民政長官記念館
1915(大正4)年
国定史蹟
設計 : 野村一郎
施工 : 高石組
台北市中正区襄陽路2号(二二八和平公園内)
撮影 : 2013.3.22
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 Wikipedia にあった航空写真。
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by gipsypapa | 2013-11-10 13:23 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2013-11-10 16:44
内装が豪華ですね。
柱上部の金の装飾といい、
ステンドグラスといい、
すばらしい!
日本でこんな華やかなものって、
あまり見られないと思いますが。
Commented by gipsypapa at 2013-11-11 16:04
j-garden-hirasato さん、
コリント式の柱飾りが美しいです。
日本ではあまり思い当たりませんね。
それにしてもこの手の柱は
建物の玄関周りよく見かけますが
内部にこれだけの飾りがあるのも
あまりないですね。
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