行政院

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 監察院の北側にある比較的新しい庁舎建築。台北市役所として建てられ、戦後は中華民国台湾省行政長官のオフィスや台湾省の庁舎として利用されたのち1959年から現在の行政院となりました。

 昭和15年の築とあって、様式主義とは一線を画し、装飾の少ないモダニズム建築です。中央玄関の車寄せ周りが凝った意匠となっており、角形の列柱を下から上部まで立ち上げて、垂直線を強調しています。左右対称の典型的な庁舎で、玄関棟の両側に手を広げた2,3階部分の円柱が印象的です。

 設計者は東京帝国大学建築科を卒業し、辰野・葛西建築事務所に入って辰野金吾のもとで建築設計に従事。その後、日本統治時代に台湾総督府営繕課の台湾で活躍した井手 薫(いで かおる、1879 - 1944)。このあとにも彼の設計の建物が登場します。国定古蹟の鉄筋コンクリート造り3階建て。

行政院
旧台北市役所
1940(昭和15)年
国定古蹟
設計 : 井手 薫
施工 : 協志商会所
台北市中正区忠孝東路一段1號
撮影 : 2013.3.22
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 ここにも小さな中庭があります。
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 監察院の前に一度この行政院に行きましたか、2ヶ所の門で守衛に聞くと入れない(言葉は通じませんが)とのこと。一度外観を撮ってあきらめて監察院へ。そこで良くしてもらった日本人ガイドさんに聞くと、入れるはずと。親切に連れて行ってくれました。見学者用の入口は門とは違う建物東側にあり、そこで観察院のガイドさんに説明していただいて、入れてもらいました。ラッキーでした。

 あとで調べると、ここも金曜日だけ見学できるそうです。「現在、毎週金曜日9時から4時まで一般開放されており、ガイド付きで建物の中を見学することができる。一週間前にこちらまで02-3322-1699要予約の上、パスポートを持参。」とのこと。

 ここでも日本語がしゃべれるガイドさんでした。
by gipsypapa | 2013-11-01 11:41 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2013-11-01 21:57
今でも現役バリバリで、
レトロな雰囲気がないですね。
とてもいい状態で、
管理されています。
Commented by gipsypapa at 2013-11-02 17:03
j-garden-hirasato さん、
そうですね。
ここは現役です。
時代が少し新しいので、
モダンな感じがします。
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