横浜開港資料館旧館

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 緑の一角に横浜開港資料館があり、新館と旧館が口の字に建っています。南西側にある旧館は1972(昭和47)年まで英国総領事館として使用されていた建物です。ちなみに北東にある新館は1956(昭和31)年に浦辺建築事務所の設計で建てられたもの。

 旧館に行くには東西の門を通って、アールヌーヴォーの窓枠が付いた入口から入りますが、本来の玄関は口の字の内側、今の中庭に面しています。

 玄関には大きな二本のコリント式円柱、丸天井、弓形の一部が切れた入口上の飾り、大きな要石など18世紀のジョージアンスタイルの都市邸宅の建築様式がこの周辺に凝縮されています。
 
 設計は旧長崎英国領事館本館(1908年)、函館市旧イギリス領事館(1913年)、英国大使館(1930年)と同じく英国工務省。中でも築年が近い英国大使館と似た意匠です。古き横浜のモダンな風情を良い形で残した建物でした。近代化産業遺産の鉄筋コンクリート造り3階建て、地下1階。

横浜開港資料館旧館
旧英国領事館
1931(昭和6)年
近代化産業遺産
設計 : 英国工務省
施工 : 昭和土木建築
横浜市中区日本大通3
撮影 : 2012.12.9
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 ここから建物入りました。かつての通用門です。
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 本来の玄関は新館が出来て、口の字に閉じた中庭側にあります。ど真ん中に大きな木があって、正面がうまく写せません。
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 住宅なのに玄関には大きな二本のコリント式円柱。
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 1枚目の写真はは西側、こちらは東側から見ています。
by gipsypapa | 2013-09-26 10:28 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2013-09-28 22:39
円形のアーチ天井部分にも、
意匠が施されていますね。
あと、丸窓の周囲にも。
四角窓はあっさりですね。
Commented by gipsypapa at 2013-09-29 10:23
j-garden-hirasato さん、
おとなしい外観ですが
細部にいろいろな装飾のある
感じのいい意匠の建物でした。
アーチ天井が面白いですね。
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