横浜アイランドタワー

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 道路が鋭角に交差しているために三角地に建っている銀行建築。第一銀行横浜支店として建てられ、後に横浜銀行本店別館として使われていました。

 これもファサード保存ですが、低層部の先端をかなりの部分残しているので違和感はありません。特徴は半円形の先端部分で、2、3階部分にトスカナ式オーダの円柱を並べた吹き抜けのバルコニーとなっています。古典主義様式には違いないのですが、この半円形が斬新で、銀行としては軽快な印象です。

 設計は清水組設計部技師から第一銀行建築課長となり、後に西村建築事務所を開設。銀行建築のスペシャリストといわれた西村 好時(にしむら よしとき1886 - 1961)。このブログでもおなじみで、旧第一銀行函館支店(現 函館市文学館)山二証券旧第一銀行丸太町支店(現 京都中央信用金庫丸太町支店)成瀬証券を紹介しています。横浜市認定歴史的建造物の鉄筋コンクリート造り、3階建て、地下1階。

横浜アイランドタワー
旧第一銀行横浜支店、前横浜銀行本店別館
1929(昭和4)年
横浜市認定歴史的建造物
設計 : 西村好時+清水組
施工 : 清水組
横浜市中区本町6-50-1
撮影 : 2012.12.9
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by gipsypapa | 2013-09-16 10:56 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2013-09-20 06:42
とんがり部分は、
使い勝手が悪いので、
そのまま残されたんですね。
当時の面影が残せて、
よかったです。
Commented by gipsypapa at 2013-09-20 10:56
j-garden-hirasato さん、
元々、実用的な意味はない空間だったのでしょう。
こういうゆとりがある建築美は残したくなりますよね。
遠くから見ただけでよくわかりませんが
この一角に直接入る入口は見当たりませんでした。
後ろの高層ビルから
アプローチできるかもしれませんが
この出っ張り部分は
今も何かに使われているかどうか謎です。
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