博物館網走監獄 教誨堂

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 この建物は教誨事業の行われた講堂です。教誨とは教えを諭すということであり、受刑者に対して行う精神的、倫理的、宗教的な教化指導のことです。

 建物は、総瓦葺き入母屋造り重厚な屋根を持ち、内装は、漆喰を用いて天井に装飾を施し、シャンデリアを釣り下げた「和洋折衷」の建築様式です。受刑者は、「神の宿るところだから」と、刑務所内どの建物よりも精魂込めて作ったと言われています。

 戦後は、正面に設けられた仏壇は撤去されて講堂と名を改め、免業日(作業のない日)に映画を見せたり、慰問公演がおこなわれていました。また冬の長い地方ですので、野外運動場が使えなくなると、体育館のような使い方もされていました。


博物館網走監獄教誨堂
旧網走刑務所教誨堂
1912(明治45)年/1981(昭和56)年移築
登録有形文化財
設計・施工 : 司法省
北海道網走市呼人1-1
撮影 : 2012.8.27
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by gipsypapa | 2013-07-03 13:18 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2013-07-06 20:49
受刑者が建てたのですか。
大工の受刑者でしょうか。
和洋折衷の建物で仏壇というのは、
何か違和感が(笑)。
Commented by gipsypapa at 2013-07-08 14:04
j-garden-hirasato さん、
受刑者にもいろいろな職業の人がいたんでしょうね。
外観はそんなに特別ではありませんが、
中は異様な感じです。。。
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