博物館網走監獄 味噌醤油蔵・耕耘庫・漬物庫

味噌醤油蔵
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 農園刑務所として自給自足を目ざしていた網走刑務所は、明治25年に30坪の味噌醤油工場を建てて味噌や醤油等の調味料を製造しました。

 大豆は麦についで耕作面積が広く、仕込みの手かげんで微妙な味となるので、製造は経験の長い受刑者が専属にあたりました。この蔵に展示してある大きな樽は、五十石という樽で約9,000リットル(1升ビン約5,000本)もの醤油が入る巨大なものです。


博物館網走監獄味噌醤油蔵
旧網走刑務所味噌醤油蔵(再現構築)
1892(明治25)年/1983(昭和58)年再現
設計・施工 : 不明
網走市呼人1-1
撮影 : 2012.8.27
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耕耘庫
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 農園刑務所として全国的に有名な網走刑務所は札幌農業伝習学校(現在の北海道大学農学部)卒業の技官を採用してアメリカの近代農業制度を取り入れ、その技術は非常に進歩したものでした。

 刑務所内の敷地だけでなく、網走市郊外の二見ヶ岡、湖畔、住吉といった各農場の拡張が進められ、日本で唯一水田を持つ刑務所となり、その実績が認められ、大正11年に司法省より「農園設備特設刑務所」に指定されました。この耕耘庫には当時農機具や肥料が収められていたのです。


博物館網走監獄耕耘庫
旧網走刑務所耕耘庫(再現構築)
1891(明治24)年/1983(昭和58)年再現
設計・施工 : 不明
網走市呼人1-1
撮影 : 2012.8.27
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漬物庫
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 冬の間、野菜が不足する網走では、秋に収穫した野菜を越冬用として貯蔵し、漬物として補いました。

 一回の食事で収容者の与えられる漬物の量は約25グラムで、「たくあん」なら3切れほどでした。夏場はキャベツ、ハクサイ、キュウリ等の新漬を食べ、霜がおりる頃になると刑務所内の空き地には丸太が組まれた、たくあん用の大根干しが始まります。

二十五石桶という、直径、深さとも1.6mの巨大な桶に約3,000本の大根をつけこみました。


博物館網走監獄漬物庫
旧網走刑務所漬物庫(再現構築)
1891(明治24)年/1983(昭和58)年再現
設計・施工 : 不明
網走市呼人1-1
撮影 : 2012.8.27
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by gipsypapa | 2013-06-24 13:05 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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