北見ハッカ記念館

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 北見市のお目当ては「ヴォーリズを訪ねて」で紹介したピアソン記念館とここの2か所です。

 北見といえばハッカ(薄荷)。明治後期から生産を始め、戦前には全盛期を迎え、当時、世界の薄荷市場の約70%を占めて、地域の経済と文化の発展に大きく寄与して、現在の北見市の基礎となった重要な産業でした。その産業を担ったのが1934(昭和9)年に開業したホクレン北見薄荷工場です。

 この建物はその事務所だった建物。ハッカをイメージしたような白亜の左右対称の洋館で、1階部分は下見板貼り、2階はモルタル仕上げのデザインです。薄いブルーで縁取りされた縦長の上げ下げ窓が整然と並びます。内部は記念館として一般公開され、北見ハッカにまつわる資料が展示されています。日本近代化遺産と北見市指定文化財の木造2階建て。

北見ハッカ記念館
旧ホクレン北見薄荷工場事務所
1935(昭和10)年
日本近代化遺産・北見市指定文化財
設計・施工 : 不明
北見市南仲町1-7-28
撮影 : 2012.8.26
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 こちらは隣接する薄荷蒸留館。ハッカはいわゆるミントの葉を蒸留抽出して製造するのですが、そのための機械などが展示され、土産物も売っています。ちなみにホクレンが生産していた天然ハッカは廃れ、今の製品はほとんどが化学的に合成されているそうです。
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by gipsypapa | 2013-06-14 13:14 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2013-06-17 06:46
世界の70%のシェアって、
すごいですね。
それにしても、
合体ロボみたいな変わった建物です。
Commented by gipsypapa at 2013-06-17 13:20
j-garden-hirasato さん、
ハッカといえば北見といわれるくらいに
かつては有名だったそうです。
ヴォーリズが興した近江兄弟社も
このハッカを原料に
メンソレータムを製造販売しました。
ピアソン記念館が北見にあるのも
なにかの縁でしょうね。
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