旧古河鉱業若松ビル

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 若松バンドといわれる港湾地区に出ました。この建物は若松で最も有名なレトロ建築でしょう。旧財閥系企業の古河鉱業が若松に進出したときの支店の事務所ビルで、石炭の積出港として賑わった若松バンドのシンボル的な建物として、長く地元住民に親しまれてきたものです。2004年に大がかりな改修がなされ、現在はコミュニティーホールとして活用するとともに一般公開されています。

 道路が直交せず、コーナーが鋭角になっているので、面白い形の建物になっています。角地の南西隅に大塔、南東に小塔が3階部分まで伸びて風格のある外観。角の大塔の下部と南側の2か所に玄関を配置しています。

 明治から大正期の煉瓦造りの特徴である赤い煉瓦タイルの付け柱と白の人工石の対比が鮮やかです。付け柱の間には2連の縦長窓を上下階に並べて縦線を強調しています。国の登録有形文化財の煉瓦造2階建て、塔屋付。

旧古河鉱業若松ビル
1919(大正8)年
登録有形文化財
設計・施工 : 大林組
北九州市若松区本町1-11-18
撮影 : 2012.5.20
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by gipsypapa | 2013-06-07 13:10 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2013-06-09 07:52
コーナーが曲線になっているので、
建物全体が柔らかい雰囲気になっていますね。
側面の隣接していた建物の残像が
おもしろいです。
Commented by gipsypapa at 2013-06-10 13:17
j-garden-hirasato さん、
典型的な大正期以前の煉瓦建てのビルですね。
こういうのが各地に残っているのは
大変貴重です。
>側面の隣接していた建物の残像がおもしろいです。
隣は普通の住宅だったみたいですね。
なんで、これも残すのかな~。
Commented by sy-f_ha-ys at 2013-06-10 19:52
北九州や下関の海岸線の建物は、このビルみたいに搭屋が付いたデザインのものが多いですね。灯台なんかをイメージして、このようなデザインになったのでしょうか。
しかし周辺の雰囲気ががらりと変わったのには驚きました。
Commented by gipsypapa at 2013-06-11 13:05
sy-f_ha-ys さん、
確かに関門海峡からこの辺りまで
塔屋付の古い建物が残っていますね。
そうですか・・・・
雰囲気が変わったということは
まだ都市として発展しつつあるということでしょうか。
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