旧楽天堂医院

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 多度津町を代表する洋風建築が桜川沿いの一帯に並んで建っています。

 大正元年に楽天堂医院として建てられ、戦後は木谷歯科医院として使われていた建物。現在は贈答用品のフロンティアの所有になっています。

 正面ファサードは左右対称。あずき色のモルタル塗り外壁に独特な円形状の破風とその下のペディメント、大きな半円アーチ窓玄関ポーチを支えるコリント式の円柱を中心として、左右に小型の半円アーチ窓を配する、装飾豊かで非常に凝ったデザインです。一見煉瓦造りに見えますが木骨コンクリート造りの2階建て。

フロンティア
旧楽天堂医院(元木谷歯科医院)
1912(大正元)年
設計・施工 : 不明
仲多度郡多度津町大通り1-25
撮影 : 2012.2.26
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桜川越しに左が旧楽天堂医院、右は次に紹介する山本医院です。
by gipsypapa | 2013-03-29 13:05 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by miffitea at 2013-03-29 23:10
こぢんまりとした感じなのに、
重厚感があり、装飾が凝っていて美しいですね。
しっかりと管理されてるのでしょうね。
欲を言えば。。。自販機が。。。

しかし、川沿いに並んで建ってるとは。。
保存状態もいいほうですね。
しかも、お店になって使用されてるということも素敵です。
大正時代の建物は重厚美があり大好きです。
人の意気込みとロマンを感じます。
Commented by gipsypapa at 2013-03-31 09:41
miffitea さん
自販機ねえ。
日本の町並みの景観を損なうのは
自販機と電信柱+電線が2大悪というのが持論です。
なんとかなりませんかね。
ともあれこの建物は凝りに凝っているのが嬉しいです。
最後の写真で側面を見るとわかりますが、
本体は瓦葺の日本家屋で
正面と道路に面した部分だけ
モルタル塗りして洋風建築に見せているんですね。
いわゆる看板建築と同じ発想です。
当時の洋風への憧れでしょうね、
Commented by j-garden-hirasato at 2013-04-01 06:22
裏側からみると、
洋風に仕上げられているのは、
ファサードだけなんですね。
こういうのも、
看板建築と呼ぶのでしょうか。
Commented by gipsypapa at 2013-04-02 09:34
j-garden-hirasato さん
建物の形だけで定義すれば看板建築でしょうね。
いずれにしろ商店などに使う
日本特有の言い方なので、
あいまいではあります。
藤森照信さんに聞いた方がいいかも。(笑)
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