四国村

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四国村
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25

 四国村は正式には四国民家博物館といいます。高松市の源平の古戦場として知られる屋島山麓にあり、約50,000m2の敷地に、四国各地から移設復元した江戸時代から大正時代の民家を中心とする古建築をテーマとする自然あふれる博物館。1976(昭和51)年に開館しました。

 同種の博物館は、すでに北海道開拓の村と明治村を紹介しましたが、ここはそれらに続く規模です。

 園内には四季折々の植物が植えられ、よく手入れされていました。季節の移り変わりを感じながら、当時の生活の様子を伝える、多くの民具も展示されていて、先人たちの智恵や工夫、文化に直接触れることができるというのがキャッチフレーズ。

 また香川県は庵治石をはじめとする石の産地。村内には様々な石を使った「もの」や「場所」が点在し、大正期の民家の基礎に使われていた石を随所に配置していて、見どころの一つになっています。

 また平成14年に新設した安藤忠雄氏設計「四国村ギャラリー」では、絵画や彫刻、東洋の美術品などを展示しています。周囲の建物と一線を画したこの現代的で洋風な建物とその前庭が、四国村にアクセントを与えていて、一本調子にならないよう工夫されていました。

 数々の建物を紹介する前に、移設保存された建物以外のものをまとめてアップします。
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四国村料金所 (浜田の泊屋)
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 料金所を兼ねた入口の建物。高知県宿毛にある国の重要有形民俗文化財を模した入母屋造桟瓦葺高床式の「浜田の泊屋(とまりや)です」。

かずら橋
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 料金所を入ってまずここに出ます。平家の落人伝説で知られる徳島県祖谷のかずら橋を模したもので、長さ約30m、幅2m。2008年に開村以来32年ぶりに張り替えられたそうです。

小豆島の猪垣
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 農作物が猪や鹿に食い荒らされるのを防ぐために、畑の周囲を囲う垣根。

染が滝
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 四国村の中ほどにある染が滝。大正期の民家の基礎に使われていた石をふんだんに用いています。彫刻家・流政之氏の作品です。

 村には建造物以外にも国の有形文化財があり、そのうち二つを紹介します。

金毘羅石燈籠
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 香川県綾歌郡国分寺町新名石舟にあった石灯籠。

金毘羅石燈籠
1794(寛政6)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明

常夜灯
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 これも香川県綾歌郡国分寺町新名石舟にあった江戸末期の花崗石製灯籠。

常夜燈
1855(安政2)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明

 2月の末だったので、落葉した木が多かったです。新芽の出る5月から秋にかけては全体にもっと素晴らしい風景になるはず。
by gipsypapa | 2013-02-06 14:09 | | Trackback | Comments(0)
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