倉敷アイビースクエア

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 1974(昭和49)年に創業し、当時の若者を中心に一世を風靡したホテルを中心とした複合観光施設、アイビースクエア。江戸幕府の代官所跡に明治22年(1889年)に建設された倉敷紡績創業の旧工場の敷地にあります。

 旧工場の設計は、日本の最初の紡績工場、鹿児島紡績所を建設した旧薩摩藩の蘭学者で紡績技術者の石河正龍(いしかわ せいりゅう、通称は確太郎)ら。日本に残存する最も古い紡績工場の代表的な一つです。1973(昭和48)年に浦辺建築事務所が担当して、解体し、材料を再利用して改修再生しました。

 純英国風といわれる鋸型の屋根、赤いレンガの外壁、半円形の窓など当時の面影をそのままとどめています。

 巨大なアーチ門が象徴的な東正面玄関は主に宿泊客が利用し、タクシーや観光バスもこちらに乗入れ。西側入口はかつて従業員が出入りした通用門で、現在は美観地区側から歩いてくる観光客が多く利用しており、周辺も賑やかです。

 広場を囲むようにホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館、児島虎次郎記念館などの各種施設があります。アイビースクエアの由来となった赤レンガの外壁を覆う蔦は工場だった頃に、内部の温度調節のために植えられたそうです。

倉敷アイビースクエア
旧倉敷紡績工場
1889(明治22)年 / 1974(昭和49)年改修再生
近代化産業遺産
設計 : 石河正龍+島田覚人
施工 : 倉敷紡績工場直営
改修設計 : 浦辺建築事務所
改修施工 : 藤木工務店
倉敷市本町7-2
撮影 : 2011.12.4
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 名前のとおり蔦で覆われています。夏は緑一杯でもっと美しいでしょう。
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 工場の面影を残す通路。
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 開放的なパティオ(中庭)がいい感じです。
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 英国風の鋸型の屋根。
by gipsypapa | 2013-01-15 13:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 3740s at 2013-01-15 16:36 x
倉敷ですか・・・。

知りませんでしたね
行って観たい処になりました。
 
ありがとうございます。 (感)
Commented by gipsypapa at 2013-01-16 14:07
3740s さん、
一度は行ってみる価値はありますよ。
東京から新幹線で3時間45分くらいですね。
機会があればぜひ。
見どころは狭い範囲にかたまっています。
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