倉敷の旧大原家住宅

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 大原美術館の対面、倉敷川を挟んで今橋を渡ったところにある江戸時代の大邸宅。

 倉敷は,江戸初期以来の幕府直轄地でした。倉敷川の水運を利用して経済力が高まり,江戸後期には「新禄」と呼ばれる新興勢力が台頭し,それまでの「古禄」と呼ばれる世襲の勢力に代って次第に富を蓄え,社会的地位を確立してきました。

 大原家は江戸時代後期から台頭した「新禄」と呼ぶ町人層の中でも筆頭に位置する豪商で、主屋はじめ10棟が重要文化財に指定されています。屋敷は19世紀初めから大正にかけて順次整えられ、倉敷の現存する町家の中では最も規模が大きく、附属屋も完備していて、倉敷町屋の代表的な形式を示しています。

 非公開のため、敷地の中は見ることができませんが、南が川、東と北が路地に面し、敷地南東隅に主屋があり、主屋に接して内倉と離れ座敷。敷地の北側は5棟の倉(東から倉、新倉、中倉、内中倉、北倉)が立ち並び、他に北倉の南に壬子倉(みねぐら)と西倉が建つそうです。想像を絶する大邸宅です。主屋は1階の格子や2階の窓の意匠に特徴があり、それぞれ「倉敷格子」「倉敷窓」と呼ばれています。国の重要文化財。

旧大原家住宅
江戸末期
重要文化財
設計・施工 : 不明
倉敷市中央1-2-1
撮影 : 2011.12.3 & 4
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 当時の繁栄をうかがわせる、とてつもない大邸宅でした。
by gipsypapa | 2013-01-05 17:34 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2013-01-06 10:25
ご挨拶が遅くなりましたが、
明けまして、おめでとうございます。
名前はよく聞く倉敷、
長野からだと、少し遠いので、
なかなか行く機会に恵まれませんが、
大原美術館に大原家、
そして、美観地区の町並み、
素敵ですね。
いつか訪れてみたいです。
今年も、
このブログでいろいろ情報収集させていただきます。
よろしくお願いします。
Commented by gipsypapa at 2013-01-07 10:40
j-garden-hirasato さん
今年もよろしくお願いします。
倉敷はさすがに遠いですね。
大阪からでも新幹線を使わないと
なかなかたどり着けません。
このときも、前回も1泊でした。
それなりに見どころが多いですよ。
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