博物館明治村 内閣文庫

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 内閣文庫は、明治6年(1873)赤坂離宮内に太政官文庫という名で開設された明治政府の中央図書館である。明治23年(1890)内閣制度の制定とともに内閣文庫と改称され、昭和46年国立公文書館が設立されるまで、内外の古文書研究家に広く利用された。

 その蔵書は、紅葉山文庫本、昌平坂学問所本をはじめ和漢書籍、記録など旧徳川幕府ゆかりの書籍を中心とし、さらに明治政府が集めた古文書・洋書を加えて、我が国の中世から近代までの文化、中国の明、清代の文化に関する貴重な内容である。

この建物は明治44年、皇居大手門内に新築された内閣文庫庁舎のうちの本館・事務棟である。本格的なルネッサンス様式のデザインで、明治のレンガ・石造建築の教科書的作品である。特に正面中央には高さ7m余の4本の円柱と2本の隅角柱が並び、巨大なぺディメントを受け、その姿は古代ギリシャ・ローマの新殿建築を思わせる。

 設計は明治40年に横河工務所から大蔵省臨時建築部に移籍したばかりの若い大熊喜邦の手になる。その後の大熊は官庁建築の本流に位置し、昭和11年には、現国会議事堂完成を指揮するに至った。


博物館明治村 内閣文庫
1911(明治44)年
登録有形文化財
設計 : 大熊喜邦(大蔵省臨時建築部)
施工 : 鈴木市郎(大丸組)

旧所在地 : 東京都千代田区千代田
犬山市内山5-59博物館明治村内
撮影 : 2012.3.10
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by gipsypapa | 2012-11-21 14:15 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2012-11-24 19:59
今も、
現役の図書館として使ってほしかったですね。
レトロ関係の建物の総本山でもいいかも。
Commented by gipsypapa at 2012-11-26 14:47
j-garden-hirasato さん
そうですね。
明治の洋風の公共施設の建物の典型です。
煉瓦造りの本体に
石張りしています。
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