ダイセル異人館 資料館

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 ダイセル化学工業㈱姫路製造所網干工場の敷地に2棟ある洋館の一つ。明治41 年に創設された日本セルロイド人造絹糸株式会社(後の大日本セルロイドを経てダイセル)の技術指導を担当した、イギリス、スイス、ドイツからの5名の技師職の住宅として建てられたものです。

 一時は図書館として使われましたが、現在は資料館としてセルロイドを素材にしたパチンコ台、ふで箱、かんざし、めがねフレーム、キューピー人形、ピンポン球など製品群と製造に使われていた器具など展示されています。ダイセルの操業日、つまり平日のみ無料で一般開放されています。

 建物は南側にベランダのあるアメリカのコロニアルスタイルで、ライトグリーンの下見板張りと竪羽目板張り組み合わせの外壁にスレート葺きの屋根を持つ洗練されたデザインです。設計は通天閣や神戸の聚楽館を手掛けた設楽建築工務所。兵庫県の住宅100選と姫路市都市景観重要建築物に指定されている木造2階建て。

ダイセル異人館 資料館
旧日本セルロイド人造絹糸株式会社 外国人技師住宅(旧図書館)
1910(明治43)年
姫路市都市景観重要建築物
設計 : 神戸建築事務所(のち、設楽建築工務所)
施工 : 不明
姫路市網干区新在家1239
撮影 : 2011.5.2
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 広いベランダがなかなか素晴らしい。
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 展示室はそんなに広くはありませんが、興味深いものが沢山。全身が黒いキユーピー人形は珍しいです。
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 東側にある工場の正門から。
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 工場の建屋もお洒落で古そうに見えます。この門の右側に守衛室かあり、そこで見学の申し込みをします。
by gipsypapa | 2012-03-15 14:14 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2012-03-20 23:05
平日公開、というのがいいですね。
無理しないのが、
コツかもしれません。

Commented by gipsypapa at 2012-03-21 13:23
j-garden-hirasato さん
会社の出勤日だけ公開しているので、
行きたくても行きにくいところでした。
製品から似ても直接の宣伝効果はないのに
よく手入れして公開してくれるのには感謝です。
Commented by rie19670217 at 2015-05-04 22:49 x
懐かしさについ見入ってしまいました。23年前まで勤めていました。事務所はそのままですね。
異人館の隣の迎賓館にも入ったことがあり、当時新入社員だったので室内の調度品の豪華さが何もかも珍しかった事を思い出しました。
黒いキューピーは国内に数体しかないと聞きました。一見の価値ありますよ。
Commented by gipsypapa at 2015-05-05 07:25
rie19670217 さん、
ここにお勤めでしたか。
網干では最大の工場かな。
私が勤めていた会社が
ここのプラント建設を何回も
請け負ったので、
縁があります。
迎賓館の内部は公開されていないので
ご覧になって戸は羨ましいです。
黒いキューピットは見ものですね。
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