別府市児童館

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 煉瓦タイル貼りながら派手さのないモダニウム建築。全体に装飾的要素を極力抑えたシンプルな造りになっています。

 元は旧逓信省別府電報電話局として昭和3年(1928年)に建築されたもので、昭和39年(1964年)電話局移転に伴い別府市が買収し、その後は市庁舎別館、水道局分室、さらに南部出張所に誓われました。1991(平成3)年に改修されレンガホールとなっていましたが、、現在は別府市児童館として地域の人々に利用されています。

 設計は逓信省関係の多くのモダニズム建築を手がけ、解体が決まった東京中央郵便局や大阪中央郵便局、さらにこのブログでも紹介した、新風館(旧京都中央電話局)も設計している逓信省技師の吉田鉄郎。同時期に別府市公会堂も彼の設計で建てられており、近々紹介します。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、2階建て。

別府市児童館
旧別府郵便電話局電話分室
1928(昭和3)年
登録有形文化財
設計 : 吉田鉄郎
施工 : 金子仙吉
別府市末広町1-3
撮影 : 2011.3.20
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by gipsypapa | 2012-02-13 13:03 | 建築 | Trackback | Comments(6)
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Commented by kaetuya55 at 2012-02-13 18:09
吉田鉄郎ってお隣の富山県出身の建築家です。
「逓信建築の父」と言うべきでしょうね。
金沢の旧制四高から東京帝大に進みそして逓信省に入省しました。
北陸に縁のある建築家です。
この時期の銀行や役所の建築には共通するものがありますね。
金沢の旧北國銀行本店(金沢市武蔵が辻)にも似たような雰囲気があります。
Commented by gipsypapa at 2012-02-14 10:05
kaetuya55 さん
そちらの雪はどうでしょうか。
少しずつですが気温が上がってきていますね。
↑の「吉田鉄郎」のリンクからPDFファイルをダウンロードすると
彼の作品リストがあります。
全国の逓信省関係の建物を手がけていますが、
富山や福井に何軒かあるのは
出身地の近くだからでしょうね。
旧北國銀行本店は村野藤吾ですね。
こちらは尖塔アーチになっていますが、
確かによく似ています。
http://www.arcstyle.com/ishikawa/189_hokkokubank.html
Commented by j-garden-hirasato at 2012-02-15 06:15
後利用だから、
しようがないことですが、
児童館というイメージではありませんね。
行政の出先機関として使った方が、
(子育て支援センターも出先と言えば出先ですが)
建物のイメージに合うのではないでしょうか。
Commented by gipsypapa at 2012-02-15 09:56
j-garden-hirasato さん
硬いイメージがありますね。
吉田鉄郎さんの作品は別府にもう1か所あって、
そちらの方が親しみがわく建物です。
近々アップします。
Commented by sy-f_ha-ys at 2012-02-18 00:10
別府市公会堂のほかに、吉田鉄郎設計の旧電話局舎が別府に現存しているとは初めて知りました。
吉田設計の京都新風館や、上浪朗設計の姫路や芦屋の電話局に共通したドイツ表現派ふうのデザインは、なかなかの出来栄えだと思います。
内部もどんな感じになっているのか見てみたい作品です。
Commented by gipsypapa at 2012-02-19 17:55
sy-f_ha-ys さん
ですよね。
写真のようにドアは開いていたのですが
向こうに女性の姿が見えて
なんとなく入るのに気がひけました。
別府公会堂はもうすぐ、
姫路の方は大分編の次に姫路をやるときにアップします。
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