日田市豆田町の草野本家

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 元禄年間(1688~1703)というと300年以上前に建てられた建物です。草野本家は、元禄時代からここに屋敷があり、生蝋の製造(屋号:枡屋)を営み、京や大阪まで広く販売をおこなう一方、元禄初めから明治末期まで掛屋(かけや:代官御用達の金融業)として日田郡代御用達を務めた豆田を代表する商家です。

 「天領日田おひなまつり」は、草野本家に代々受け継がれている雛人形を1984(昭和59)年に一般公開したことが起こりで、全国のひな祭りの発祥の地だとか。中も見たかったのですが、見学者が多く、また有料だったことから外観しか見ていません。ということでネットにあった解説を引用します↓。

「主屋は居蔵造と呼ばれる塗籠の防火建築で、玄関部、店舗部、隠宅部、客間部、新座敷部、仏間部からなる、複雑な平面をもつ建築である。このうち最も古い部分は仏間部で、江戸時代中期の享保10年(1725年)頃に造られたとも言われており、県内最古の商家である。主屋のその他の部分は安永元年(1772年)の豆田町の大火の後、江戸時代後期から明治時代初期にかけて順次建て増しされたものである。元は敷地の北部が本家、南側が分家であったが、18世紀末に本家が廃絶した後、両方の屋敷が一体化されている。付属建物の中では座敷蔵は瓦に享保16年(1731年)の銘があり、建築年代が明らかである。」  国の重要文化財の木造2階建て。

草野本家(草野家住宅主屋)
元禄年間
重要文化財
設計・施工 : 不明
日田市豆田町11-4
撮影 : 2011.3.19
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by gipsypapa | 2012-02-06 13:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2012-02-07 06:34
建物自体は立派ですが、
ブルーの塗装が、
何とも中途半端ですね。
塗り始めて、
何か違うぞ、と止めてしまったんでしょうか(笑)。
Commented by gipsypapa at 2012-02-07 13:54
j-garden-hirasato さん
なるほど、
当時は間違いなく黒壁だったでしょう。
紺色も悪くはないですが、
一部だけというのも変といえば変ですね。
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