大分銀行赤レンガ館

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 今日から九州に移動して大分県です。新幹線から小倉で日豊本線に乗り換え大分へ。1泊してさらに日田市を見て、湯布院と別府鉄輪温泉にそれぞれ1泊の旅程でした。

 大分市は近代建築が数少なく、これは唯一の大正期の洋館。赤レンガに白い御影石の帯を巡らせ、屋根にドームを配した、典型的な辰野式の建築です。構造は煉瓦造りではなく、鉄筋コンクリートの躯体に赤レンガを貼りつけています。

 第二十三国立銀行本店として建てられ、旧大分合同銀行本店になり、第二次世界大戦で空襲で壁のみを残して焼失しました。戦後に修復され、大分銀行本店として使用され続けました。大分銀行が本店を移転したのちは、府内会館として貸しホールになっていましたが、大分銀行の創立100周年を記念して改築され、1993(平成5)年赤レンガ館として竣工し、大分銀行の現役の銀行支店として再使用されています。内部も何回かの改修を経て外観保存されています。

 設計は辰野金吾率いる辰野・片岡建築事務所。当時辰野・片岡建築事務所に所属し、後に佐伯組を設立した佐伯與之吉が現場監督を務めました。

 クラシックとゴシックの中間的なクイーンアン様式をもとに,ドームを載せる構成が特徴的といわれています。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造2階建て、スレート及び瓦棒葺き。

大分銀行赤レンガ館
旧二十三銀行本店
1913(大正2)年
登録有形文化財
設計 : 辰野片岡建築事務所
施工 : 佐伯與之吉
大分市府内町2-2-1
撮影 : 2011.3.18
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by gipsypapa | 2012-01-23 13:20 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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