茨木邸(旧茨木番屋)

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 番屋通りと呼ばれる小樽海岸公園線には祝津ニシン三大網元(青山家、白鳥家、茨木家)のひとつ、茨木家の漁場建築群が固まって建っています。この建物は茨木家の初代・茨木與八郎によって明治45年に建てられたもので、現在も住宅として使われています。

 普通のニシン番屋は、親方の家族と漁夫らが同じ家に住み、居住区が土間で区切られているのがほとんどですが、ここでは親方家族はこの本邸に住み、近くに船頭などやや上級の労務者と漁夫らなど下級の労務者が使用していた別の番屋があります。

 長大な和風の平屋建てに玄関が二つ。来客用と家族用玄関らしいです。この建物の見どころは、その二つの玄関の間にある洋間です。窓の桟が銅葺きになった出窓が非常に珍しく、豪華な印象を与え、当時の茨木家の繁栄を伺わせます。木造平屋建て。

茨木邸
旧茨木番屋
1912(明治45)年
設計・施工 : 不明
小樽市祝津3
撮影 : 2010.8.26
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サンルームのような出窓は銅板を使った豪華なものです。他では見たことがありません。
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手前の2棟の石造り倉庫も茨木家のもの。
by gipsypapa | 2012-01-15 10:26 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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