齊田産業小樽縫製工場

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 戦前にはこの一角の南小樽は北海道の市場の9割を占有した、繊維卸業の拠点として栄えた町だそうです。繊維問屋の神野商店として建てられ、現在は救助袋などの各種避難設備および防災設備を製造販売する斎田産業の工場になっています。

 本館は1階部分のみ疑似石貼り、上層階は総タイル張りの外壁にコーナー部分が円形のモダンな建物。当時としては非常に珍しい鉄骨造りの構造になっています。右隣には4階建ての別館があり、高低差を利用し廊下で結んでいます。鉄骨鉄筋コンクリート造り、3階建て、地下1階。

齊田産業小樽縫製工場
旧神野兄弟合名会社
1932(昭和7)年
設計 : 多田設計事務所
施工 : 赤江工務店
小樽市住吉町6-1
撮影 : 2010.8.25
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by gipsypapa | 2011-12-19 13:57 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-12-20 05:54
角地をうまく利用した建物ですね。
曲線で処理しているところ、
設計者の拘りを感じます。
日除けが建物と合っていなくて、
何ともミスマッチですが、
それも、おもしろ味の一つでしょうか。
Commented by gipsypapa at 2011-12-20 12:57
j-garden-hirasato さん
モダンなビルなのでデパートでも違和感がないです。
タイル貼りの外壁に
白いベルト状が取り巻いているのは
都会的なセンスですね。、
設計者が当時のビル建築をよく研究していたからでしょう。
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