小樽の北海道紙商事

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小樽の北海道紙商事_c0112559_11124897.jpg 色内通りの北詰、中央通りの手前にある銀行建築。富山にあった第四十七銀行の小樽支店として建てられ、後に北陸銀行小樽支店になっていました。現在は印刷情報用紙や包装用紙、衛生用紙などを取り扱う紙問屋、北海道紙商事の事務所として使用されています。

 小規模ながらも正面に4本のトスカナ様式の大オーダーを立てる古典主義の典型的な銀行建築ですが、壁面を昭和初期の特徴であるタイル貼りにして、モダンな香りも漂わせるデザイン。創建時の姿をよく残しています。鉄筋コンクリート造りに見えますが、腰部の石積みや玄関周り、円柱を除けば木造です。小樽市指定歴史的建造物と小樽市都市景観賞の木造2階建て。

北海道紙商事
旧第四十七銀行小樽支店
1972(昭和5)年
小樽市指定歴史的建造物
小樽市都市景観賞
設計・施工 : 不明
小樽市色内1-6-25
撮影 : 2010.8.25


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by gipsypapa | 2011-10-20 11:15 | 建築
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