岩永時計舗

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 これも明治中期の商店建築ですが、ハイカラな意匠で有名な物件。時計卸商の初代岩永新太郎の店舗として建てたもので、屋根の装飾、軒の繰り型など細部にも凝ったデザインが見受けられます。二階中央にある大きな両開き扉とバルコニーが印象的で、瓦葺き切妻屋根の両側を飾る鯱鉾(しゃちほこ)は商店としでは珍しい装飾です。戦後は老朽化し、何度か補修や改造がされたのち、復元され、今は創業当時の姿に戻っています。

 今も現役の時計店で、古い掛け時計や機械式腕時計、懐中時計、砂時計、ライターなどのノスタルジックな商品が売られています。小樽市指定歴史的建造物と小樽市都市景観賞の木骨石造り2階建て。

岩永時計舗
1896(明治29)年
小樽市指定歴史的建造物
小樽市都市景観賞
設計 : 不明
施工 : 大虎組(加藤忠五郎)
小樽市堺町1-21
撮影 : 2010.8.24&25
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 中央には店のシンボルである大きな古時計。創業時に横浜の商社から購入したフランス製で、100年以上経っていますが、今も現役で時を刻んでいます。
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by gipsypapa | 2011-09-21 16:26 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-09-22 21:38
お洒落な建物です。
一般的な衣装のほかにプラスアルファがあるので、
そう感じるのでしょう。
外観の意匠が、
のびのびしてますよね。
Commented by gipsypapa at 2011-09-24 10:19
j-garden-hirasato さん
設計者のこだわりが分かる建物です。
また時計店の岩永さん(多分)の、
観光都市としての魅力を引きついでいくという
心意気を感じました。
Commented by mini-mini32 at 2011-09-26 20:03
二階の中央の窓が素敵ですね・・・
4枚目・・・ gipsypapaさん写ってるし・・・^^
Commented by gipsypapa at 2011-09-27 11:13
mini-mini32 さん
あれっ~、写っていますねぇ。
本人は気づいていませんでした。
ガラスの玄関口や窓を撮るときは
真正面に入らないよう気を付けていますが、
時計に気を取られて、まさか自分が写っているとは・・・
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