大正硝子館(ナトリ小樽支店)

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 銅鉄金物商だった名取高三郎が、明治37年の色内大火後に建てた店舗。現在、ナトリは太平洋セメントの直系子会社として、セメント・生コンクリート及び建築基礎資材の販売や環境製品の施工等を手がけていますが、今は建物の一角のみが使用されています。

 主屋は大正硝子館本店になっており、裏手の於古発(おこばち)川沿いに並ぶ当時の住宅や倉庫も大正硝子館の工房や店舗として使われています。

 大火の直後のため防火構造が採られていて、木の骨組みに札幌軟石を積んだ石造り。隣との境界には防火壁「うだつ」があります。重厚な造りは小樽の明治後期の代表的な商家建築です。小樽市指定歴史的建造物の木骨石造2階建て。

大正硝子館(ナトリ小樽支店)
旧名取高三郎商店 1906(明治39)年
小樽市指定歴史的建造物
設計・施工 : 不明
小樽市色内1-1-8
撮影 : 2010.8.25 & 26
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正面の左側にナトリの入口があります。間口が狭いので、多分2階がオフィスになっているのではないでしょうか。
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裏側に並ぶ当時の住宅や倉庫も大正硝子館の店舗です。
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by gipsypapa | 2011-09-18 20:40 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-09-19 08:05
石積のうだつとは珍しい。
これなら延焼防止効果、
バッチリですね。
石積の外観に木製の出窓、
なかなか凝っています。
ツタのからみ具合もいいですね。
小樽はレトロな建物の宝庫だったんですね。
Commented by gipsypapa at 2011-09-19 09:40
j-garden-hirasato さん
この手の石積み建築はまだまだあります。
裏にある木製の出窓の蔵もいくつか見ました。
ともあれ小樽はレトロ建築を残してくれています。
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