小樽運河

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 観光客がかならず訪れる観光スポット小樽運河。商業都市として栄えた小樽は石狩地方で産出された石炭の道外への輸送や、ロシアとの交易の拠点で、この運河は1923(大正12)年に完成した港湾施設です。運河沿いには石造倉庫群が軒を連ね、艀(はしけ) が行き来していたところです。戦後に小樽港の埠頭岸壁が完成して以降は使われなくなりました。

 市内の交通渋滞緩和のため運河を全面埋め立てて、広い道路をつくる計画か検討されましたが、地元の反対運動があり、昭和61年に運河の一部を埋め立て、半分の幅を道路として、同時に散策路や街園が整備されました。散策路にはガス灯、運河沿いの石造倉庫群は当時の姿のまま残されてレストランやイアホールなどに再利用され観光名所になっています。
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 倉庫群。運河の反対側がレストランやカフェ、ビアホールの入口になっています。
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 軒を連ねる倉庫群はいずれも大正末期の建物ですが、個別に整理されたデータは見つかりません。その中でわかるものだけをコメントします。 
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 まず、小樽市指定歴史的建造物に指定されているのが旧篠田倉庫。石造りやコンクリート造りの倉庫群のなかで、唯一の煉瓦壁を持つ倉庫。構造は内部の柱や梁を木で組み立て、外壁に煉瓦を積み立てる「木骨煉瓦造」で、小樽の同規模の倉庫では数少ない事例です。運河沿いの壁は、平成8年の改修工事で新しい煉瓦に取り替えられたそうです。小樽市指定歴史的建造物の木骨煉瓦造2階建て。

旧篠田倉庫
1925(大正14)年
小樽市指定歴史的建造物
設計・施工 : 不明
小樽市港町5-4
撮影 : 2011.8.24 & 25
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 ↓こちらは小樽倉庫No.1,No.2。
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 外壁はコンクリート柱に石積み。小樽ビールを売りにするパブに内部を改装しています。鉄筋コンクリート造り、平屋建て。

小樽倉庫No.1,No.2
1924(大正13)年
設計・施工 : 不明
小樽市港町2-2
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by gipsypapa | 2011-09-13 13:24 | | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from ぱふぅ家のホームページ at 2013-09-29 18:45
タイトル : 小樽運河
小樽運河は、艀を使って直接倉庫に荷物を運搬できるよう、沖合いを埋立てて造られ、1923年に完成した。緩やかに湾曲しているのが特徴だ。戦後、物流が減少したため廃止論が持ち上がったが、一部を残して残りを道路と散策路にした。1996年には都市景観100選を受賞した。... more
Commented by j-garden-hirasato at 2011-09-13 20:25
小樽は、
学生のころ、
仲間と北海道旅行したとき、
ちょっとだけ寄りました。
今なら、細かく巡るんでしょうけど、
当時は、まだまだ青い時期で、
表面を舐めただけでした。
また、ゆっくり訪れたいですね。
Commented by gipsypapa at 2011-09-14 09:38
j-garden-hirasato さん
そうですねぇ。
初めての小樽でしたが、
建物に注目していなければ、
私も同じだったはずです。
似たような土産物屋を意味なく回ったり、
食べ物しか興味も記憶にもなかったでしょう。
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