きょうと和み館(セカンドハウス西洞院店)

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正面に並ぶドリス式のオーダーがひときわ目を引く大正初期の銀行建築。たばこ王、村井吉兵衛が興した村井銀行の支店の一つです。

 古典様式からモダニズムに移行する過渡期に建てられたもので、古典的な様相ながら幾何学的な装飾にアールデコの香りがあります。外観は重厚な石造りに見えますが、正面側はモルタル仕上げ、側面は石貼りです。

 最近までケーキとパスタの店「セカンドハウス西洞院店」として知られていましたが、現在は、土産物屋、団体用レストランとカフェなどの複合施設、「きょうと和み館」になっています。

 設計はペンシルバニア・テクニカルカレッジで建築を学び、村井吉兵衛関連の建物を多く手掛けた吉武長一。代表作としては、安藤記念教会(1917)、カーラ・ラガッツァ(Cara Ragazza)(旧村井銀行祇園支店1924)京都中央信用金庫東五条支店(旧村井銀行五条支店1924)日本基督教団鎌倉教会(旧ハリス記念鎌倉メソジスト教会1926)があります。正面外壁モルタル塗り、側面外壁石張りのレンガ造り2階建て。

きょうと和み館(セカンドハウス西洞院店)
旧村井銀行七条支店
1914(大正3))年
設計 : 吉武長一
施工 : 不詳
京都市下京区東中筋通七条入ル文覚町402
撮影 : 2009.5.10






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 私が行った2年前はまだセカンドハウス西洞院店でした。
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by gipsypapa | 2011-08-15 18:04 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-08-16 06:10
このくらいの規模の元銀行の建物って、
小ささの中にいろいろ凝縮されているみたいで、
おもしろいですね。
本店に意匠も意識されているのでしょうか。
Commented by gipsypapa at 2011-08-16 17:11
j-garden-hirasato さん
地方都市には多くの小ぶりな戦前の銀行建築がありますが、
どれを見てもそれなりの威厳と装飾性があっていいですね。
京都はこの手の銀行が多く残っています。
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