東京神田の日本タイ協会

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 靖国通りから少し南に入った露地にいかにもレトロな建物があります。昭和初期にあった一種の銀行、無尽会社(現在は相互銀行)の店舗として建てられたものです。その後、いろいろな銀行が使っていましたが、現在は日本タイ協会のビルになっています。

 銀行にしては奥行きが短く平べったいビルです。全面が褐色のスクラッチタイル貼り。1階部分には4連の大きなアーチ窓が並び、側面の窓格子や小さなテラスのある窓など、昭和初期に流行した凝った意匠が見られます。鉄筋コンクリート造り、4階建て。

日本タイ協会
旧相互無尽会社
1929(昭和4)年
設計・施工 : 安藤組
千代田区神田神保町2-19-4
撮影 : 2010.7.24
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by gipsypapa | 2011-06-29 14:20 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by kaetuya55 at 2011-06-29 21:15
やっぱり東京には、まだまだいっぱい残ってますねぇ
地方...特に金沢は江戸期の建物は残しますが
大正~昭和期の建物に対しては冷たい仕打ちです (T_T)
Commented by gipsypapa at 2011-06-30 10:10
kaetuya55 さん
まったく同感です。
東京は戦災を受けたにかかわらず、
見たいものがまだまだたくさんあります。
実は今住んでいる大阪も同じで、比較的多く残っています。
それに比べると、私の故郷の福岡は近代建築が少ないのです。
といっても金沢のように江戸時代のもないし。(涙)
何故か地方都市の方が、思い切りがいいというのか、
簡単に壊して、新しい建物に建て替える風潮があるようです。
Commented by j-garden-hirasato at 2011-07-01 06:10
窓枠とかの意匠が、
何か一貫性がないというか、
建物全体と合っていないというか…。
でも、
そういうところがおもしろくて、
自分好みです(笑)。
Commented by gipsypapa at 2011-07-01 11:24
j-garden-hirasato さん
細部はかなり凝ったデザインで、
スクラッチタイルもいいですよね。
その割には薄っぺらい構造で
不思議な建物でした。
こういうのが残っているのも東京ですかね。
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